著者
伊東 信宏 小島 亮 新免 光比呂 奥 彩子 太田 峰夫 輪島 裕介 濱崎 友絵 上畑 史 阪井 葉子
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

ブルガリアの「チャルガ」は、「マネレ」(ルーマニア)、「ターボフォーク」(旧ユーゴ諸国)などのポップフォーク(民俗的大衆音楽)と並んで、1990年代以降バルカン諸国に特有の社会現象であり、同様の現象は日本の「演歌」をはじめとしてアジア各国にも見られる。本研究はそれら諸ジャンルの比較を行い、その類似と差異をあきらかにすることを目指してきた。これまでに大阪、東京などの諸都市で、8回の研究会を開催し、20の報告が行われた。2017年にはこの問題に関する国際会議を開催する予定である。そこでは上記諸ジャンルの社会的文脈を検証し、歌詞や音楽構造の分析が行われた。日本語による単行本出版が準備されている。

言及状況

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「東欧演歌に類するジャンルはルーマニア以南に限って流行しており、それより北の地域すなわちハンガリー、ポーランド、スロヴァキアなどにはみられない」 やっぱそうでしょ!?そうだと思った!! https://t.co/GK96Fk3Q8Q
こんな研究ありました:旧東欧地域における「演歌型」大衆音楽の比較研究(太田 峰夫) http://t.co/R6LedVdSLM

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