著者
山田 量崇
出版者
徳島県立博物館
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2013-04-01

外傷性受精に関わる雌雄交尾器の機能と構造を把握し,得られた系統仮説に基づいて外傷性受精の進化を考察した.副交尾器の各器官の形質状態は,概ね従来の族のまとまりを支持した.雌のmesospermalege(精子の貯蔵器官)は,族レベルでさまざまな程度に変化していた.分子系統樹上の族間の系統関係は,形態では共通の祖先に由来することが強く示唆されてきたハナカメムシ族とホソナガハナカメムシ族がかなり遠縁のクレードに分かれるなど,一部形態情報と一致しなかった.

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参考文献 https://t.co/W8n3wnXgTa https://t.co/DYGVI8yqeO https://t.co/wMy69WujY4 ざっと調べた感じ山田量崇さんがトコジラミの生殖研究における第一人者っぽいわね
トコジラミの生態、まじで面白いな。宮田に感謝
トコジラミ上科半翅類に見られる特異的な交尾様式の進化パターンと機能の解明 https://t.co/wzhSxVH79s 使わない豆知識を得てしまった
なお、交尾口ではない部分から無理やり精子を体内に流し込むことを“外傷性受精”というそうです #明日役立つツイ知識 ▼出典:「マンガで学ぶ昆虫の進化」 https://t.co/hnRzAi0HlS ▼研究論文 https://t.co/dwQq1KKX9F ▼画像:@rem_no_yume https://t.co/Lm97t9usiG
トコジラミ上科半翅類に見られる特異的な交尾様式の進化パターンと機能の解明 https://t.co/p496Nso6Jw 外傷性受精 https://t.co/YTZFGpiVfD https://t.co/UQ4etC7b2E
トコジラミ上科半翅類に見られる特異的な交尾様式の進化パターンと機能の解明 https://t.co/jpg53BT1UU
そんなことが可能なのか? ググったらすごいなこれ。 外傷性受精。 オスがメスの体表に穴を開けて精子を注ぎ込む。 対抗適応でメス側は体内構造自体オスの交尾器を受け入れるよう進化している。 精子を一時的に貯蔵する器官まであるっぽいし亜種によって内部構造が違う。 https://t.co/KNzpOCeYXC
外傷性受精って言うんだ!本当にオスがメスの体を傷つけて挿すから、メスの方も外皮や内部構造を進化させたんだね。すごっ、、、、 https://t.co/vNOxjWcoAy https://t.co/QcbUUbOhKQ
@RokuYasuhara 観察方法が面白い https://t.co/R8QzQ3P2hy

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