著者
小林 仁 長谷川 祥子 森 達也 長江 惣吉
出版者
公益財団法人大阪市博物館協会(大阪文化財研究所、大阪歴史博物館、大阪市立美術館、
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

南宋の都・杭州出土の曜変天目をはじめとした出土資料の考察を通して、天目茶碗の中国での位置づけを再検討するとともに、出土品や伝世品の科学分析調査や再現に取り組む陶芸家との学術交流を通して、天目研究に新たなアプローチを試みた。とりわけ、藤田美術館所蔵の国宝曜変天目に対して世界で初めて科学分析調査を行い、釉薬には基本的に鉄やマンガン以外の重金属類が用いられていない点などを科学的に明らかにし、曜変の斑文や虹彩(光彩)の発生メカニズムに関する新知見を得ることができた。なお、本研究はNHKのETV特集でも大きく紹介された。

言及状況

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まあ、杭州で曜変天目の陶片が出土していることもあるので、必ずしも中国で不吉とされたというわけでもなさそうですが、それでも残らなかった理由はあるのでしょう。当時日用的に使われたものだからこそ、五十年くらいの短期間になくなるものなのかもしれません。 https://t.co/sVruea7UBf
杭州市出土 曜変天目 論文② https://t.co/ahL6LSbTZf
KAKEN — 研究課題をさがす | 出土資料を中心とした曜変天目・油滴天目に関する研究 (KAKENHI-PROJECT-26370151) https://t.co/ahL6LSbTZf https://t.co/vWf5pBdT2T
KAKEN — 研究課題をさがす | 出土資料を中心とした曜変天目・油滴天目に関する研究 (KAKENHI-PROJECT-26370151) https://t.co/ahL6LSbTZf https://t.co/vWf5pBdT2T
“出土資料を中心とした曜変天目・油滴天目に関する研究” “研究代表者 小林 仁 公益財団法人大阪市博物館協会(大阪文化財研究所、大阪歴史博物館、大阪市立美術館、, その他部局等, 研究員 (00373522)” https://t.co/rS72g4x2wP
@cuervo9 なるほどー、再現の現場も知ってるし、欠片とはいえ現物も見てると。https://t.co/Ky2QBOjVP1
曜変天目の贋作云々の人、実物見てない的な話はさておきその筋の人の様子はある https://t.co/XzMJjg1xmL

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