著者
丸山 治彦 菊地 泰生 倉持 利明
出版者
宮崎大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

マンソン孤虫による通常の孤虫症と違い、芽殖孤虫は人体内で無性的に増殖し、感染は致死的に経過する。芽殖孤虫の無性増殖の謎を解明するため、マンソン孤虫と芽殖孤虫のゲノムを決定し両者を比較した。芽殖孤虫のゲノムサイズは653 Mb、マンソン孤虫は796 Mbで、芽殖孤虫のゲノムでは16の遺伝子ファミリーが増大し、26の遺伝子ファミリーが縮小していた。増大していた遺伝子ファミリーは既知の遺伝子と相似性が低かったが、増大したファミリーの遺伝子には臓器分化、シグナル伝達、アポトーシスに関連するものがあった。これは、宿主内という定常環境に生息し臓器を持たないプレロセルコイドの活動を反映したものと考えられた。

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科学研究費助成事業 研究成果報告書 基盤研究(C)(一般) 芽殖孤虫のゲノム解読による条虫類幼虫における無性増殖機構の解明 https://t.co/YiyCyPQqtS
芽殖孤虫のゲノム解読による条虫類幼虫における無性増殖機構の解明 https://t.co/YiyCyPQqtS
@dragoner_JP 慈恵医大の他にも国立科学博物館で継代されているものを用いた研究成果が上がってるので、各所で持ってるっぽいですね。さすがに自国が最多症例ならそうあってほしい。 https://t.co/rZySjEYIJT
https://t.co/UFepf0LvAI 芽殖孤虫について久々に調べてみたけど面白いなぁ ゲノム内に爬虫類・反芻動物に含まれる情報があって、過去の宿主の痕跡かもしれないとか
芽殖孤虫の研究はまだ続いてるんだねえ。 -- 芽殖孤虫のゲノム解読による条虫類幼虫における無性増殖機構の解明 https://t.co/GsrHfBB8bJ

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