- 著者
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名倉 秀子
- 出版者
- 帝京短期大学
- 雑誌
- 帝京短期大学紀要 (ISSN:02871076)
- 巻号頁・発行日
- vol.6, pp.55-64, 1987-10-05
本調査では,女子短大生の間食について,特に飲み物に関与する要因を検討することを目的として,本学短大生212名を対象として調査を実施し,結果として195名(92.0%)から有効回答を得,以下のような結果を得た。1)間食を摂取していた割合は,全学生の97%であった。間食形態については,「飲み物と甘味菓子」の型が全学生の42%,「飲み物と塩味菓子」の型が23%,「飲み物と菓子あるいは果物」の型が16%,「飲み物と果物」の型が10%の割合で示された。2)9種類の飲み物の嗜好は,紅茶の嗜好度が高く,回答者の90%が「好き」と回答した。麦茶は回答者の79%,ジュースは回答者の74%,煎茶は回答者の72%,ウーロン茶は回答者の71%,番茶は回答者の66%,牛乳は回答者の55%,コーヒーは回答者の54%,炭酸飲料は回答者の47%が,それぞれ「好き」と回答した。3)飲用頻度の高い飲み物について,全学生の25%が,コーヒーと回答した。紅茶,日本茶は,それぞれ全学生の21,13%の割合を占めた。4)飲み物に合うお茶受けの組み合わせイメージでは,以下に示す組み合わせが多く出現した。日本茶: 羊かん・万頭・米菓(煎餅など) 牛乳: 菓子パン ウーロン茶: 中華まんじゅう 紅茶・コーヒー: ケーキ・クッキー 炭酸飲料・ジュース: スナック菓子