1 0 0 0 IR 本間次彦先生

著者
鈴木 将久
出版者
明治大学政治経済学部
雑誌
政経フォーラム
巻号頁・発行日
no.14, pp.53-55, 2001-11-14

本間先生が酒好きであるというイメージは、おそらく教授会の人物紹介以来広まったものと思われる。本年四月の本学赴任以降、実際に本間先生に接した人々は、おそらくそのイメージが事実であったことを実感しているだろう。本間先生は心から酒を好む人である。ただし先生は一升瓶を片手に持ち歩くといった物量一辺倒の飲み方はしない。むしろ一口ずつ味わいながら、楽しみながら飲む。本間先生と酒を飲むと楽しい気分になれるのは、先生の酒に対する愛情の深さを感じ取れるためだろう。本間先生は酒どころ秋田の出身で、秋田県立秋田高校を卒業後、東京大学文化Ⅲ類に入学、文学部で中国哲学を専修したのち、同大学大学院修士課程、博士課程と進学された。

1 0 0 0 IR 冨澤成實先生

著者
吉田 悦志
出版者
明治大学政治経済学部
雑誌
政経フォーラム
巻号頁・発行日
no.15, pp.76-78, 2002-03-20
著者
桜井 陽二
出版者
明治大学政治経済学部
雑誌
政経フォーラム
巻号頁・発行日
no.1, pp.90-92, 1993-03-31

外池力君が、このたび、われわれ政治経済学部の専任講師として、スタッフに加わることになったことは、誠によろこばしく、政経学部、ひいては明治大学の若返りと活性化のためにも、期待がふくらむ思いです。外池君は、東京外国語大学ロシヤ語科の出身で、明治大学では養成することのできない本格派のロシア屋であり、明治大学の学問の多様化と豊かさに寄与してくれるものと思います。時は今、冷戦構造の崩壊によって、一国の国際関係も大きく流動化し、変動する兆しが見えてきていますが、学問の世界でも、今や欧米偏重の在来の構造は古くさくなってきています。私は常日頃、学問は「全方位」でなければならないと考えており、日本が今や世界中の「隣人」たちとつきあわないことはできない状況に置かれている以上、世界中の「隣人」たちのことを良く知り、その結果を学生たちに、社会に、そして世界に伝えてゆく仕事の前衛に立たねばならないと考えています。
著者
飯田 年穂
出版者
明治大学政治経済学部
雑誌
政経フォーラム
巻号頁・発行日
vol.26, pp.32-35, 2009-02-26

1 0 0 0 IR 最近の雑感

著者
石田 定夫
出版者
明治大学政治経済学部
雑誌
政経フォーラム
巻号頁・発行日
vol.3, pp.98-101, 1995-03-31

三月末に「七十才定年」を迎えた。一九四七年学窓を出て以来、日本銀行・明治大学を通じ四七年間の勤務生活にひとまず心の「区切り」をつけることができた。人生を芝居にたとえるならば、定年は「政経一七年」の芝居に一幕を降ろしたことになる。現在は「定年後」の新しい芝居が始まったところであるが、今後それがどのようになるか、私自身も分からない。マッカーサー元帥は「老兵は消え去るのみ」といって、母国アメリカに帰ったが、私はいまただちに郷里名古屋に帰るわけにはいかない。大学当局のご好意によって四月以降、非常勤講師として教職を続けさせているからである。一見私の生活にはなんの変てつもないようである。しかし私自身の生活リズムには誇張していえば、二大変化が生じた。