著者
酒井 裕二 竹ノ内 正紀 阿部 正彦
出版者
色材協会
雑誌
色材協會誌 (ISSN:0010180X)
巻号頁・発行日
vol.73, no.2, pp.47-52, 2000-02-20
参考文献数
12
被引用文献数
1

化粧品クレンジング油として注目されているテトラオレイン酸ジグリセロール (DGTO) と汎用の油である流動パラフィン, トリ-2-エチルヘキサン酸グリセロール (GTE) との乳化特性が比較検討された。<BR>その結果, DGTOを用いた場合, 水よりも油の含有量が多い系においてさえも分散媒が水であるO/Wm系やWm相が形成しやすいことがわかった。また, 水と油の界面張力値は, DGTOを用いた場合が最も小さかったために, 用いた他の2種類の油ほど界面活性剤の添加効果は認められなかった。さらに, 小角X線散乱測定を行ったところ, DGTO分子は液晶間にほとんど溶解されず, 微小の液滴として存在していることがわかった。これらの特性は, DGTO分子がもつ大きな有機性値と無機性値に起因することが示唆された。
著者
石川 広次 山田 祥三 渡部 平 新田 三郎 救仁郷 忠義
出版者
色材協会
雑誌
色材協会誌 (ISSN:0010180X)
巻号頁・発行日
vol.32, no.5, pp.176-179, 1959

尿素樹脂成形品の調色方法を検討する目的で,3種の顔料の配合割合によって調色した。種々の色調のカラーフ.レートを成形して,これらについて,分光反射率を測定し,一方,各顔料の単独一定量を含むカラープレートの分光反射率から,次式の応用により<BR>(K/s)<SUB>M</SUB>=α(K/s)<SUB>A</SUB>+b(K/S)<SUB>B</SUB>+c(K/S)<SUB>C</SUB><BR>a+b+c=1<BR>各顔料を種々の割合で含むカラープレートの,各分光反射率を推定して,推定値と実測値の比較を試みた。<BR>この結果,推定値と実測値は大差なく,色差にすると約4~6.5NBS単位(n=11)であった。また,色度計算の結果,推定値と実測値の差には,規則性が認められた。

1 0 0 0 塗膜の割れ

著者
佐藤 弘三
出版者
色材協会
雑誌
色材協会誌 (ISSN:0010180X)
巻号頁・発行日
vol.55, no.8, pp.558-569, 1982
著者
坪田 実
出版者
色材協会
雑誌
色材協会誌 (ISSN:0010180X)
巻号頁・発行日
vol.62, no.3, pp.164-175, 1989
著者
植本 誠一郎
出版者
色材協会
雑誌
色材協會誌 (ISSN:0010180X)
巻号頁・発行日
vol.75, no.8, pp.401-407, 2002-08-20
参考文献数
16
被引用文献数
1