著者
澤田 桂子 井口 潤 浪越 充司
出版者
農林水産消費安全技術センター
雑誌
農林水産消費安全技術センター食品関係等調査研究報告 (ISSN:18837824)
巻号頁・発行日
no.38, pp.16-22, 2014-12

乾のり、焼きのり及び味付けのり(板のり)を対象としたDNA分析によるのりの原産地判別法について、Touhataらの報告を参考にして一部を変更し、判別が可能であるかどうか検討を行った。PCR及びPCR-RFLP法により日本産の板のりでは全て日本型と判別され、韓国産及び中国産の板のりでは一部の日本型となった試料を除き、韓国型又は韓国・中国型と判別されたことから、FAMICの表示監視業務に適した日本産と韓国及び中国産ののりの産地判別が可能であった。また、おにぎり等の加工品に使用された板のりにおいても、電気泳動パターンによる判別が可能であった。
著者
中村 哲 高嶋 康晴
出版者
農林水産消費安全技術センター
巻号頁・発行日
no.33, pp.8-14, 2009 (Released:2011-07-22)

国内で流通している国産豚肉51件及び外国産豚肉160件について、炭素・窒素安定同位体比の測定を行った。その結果、国産豚肉とデンマーク産豚肉については判別できる可能性が高いと認められたが、国産豚肉と米国産豚肉及びカナダ産豚肉については、炭素・窒素安定同位体比だけでは十分に判別することができなかった。
著者
中村 哲 高嶋 康晴
出版者
農林水産消費安全技術センター
雑誌
農林水産消費安全技術センター食品関係等調査研究報告 (ISSN:18837824)
巻号頁・発行日
no.33, pp.8-14, 2009-10

国内で流通している国産豚肉51件及び外国産豚肉160件について、炭素・窒素安定同位体比の測定を行った。その結果、国産豚肉とデンマーク産豚肉については判別できる可能性が高いと認められたが、国産豚肉と米国産豚肉及びカナダ産豚肉については、炭素・窒素安定同位体比だけでは十分に判別することができなかった。
著者
中山 祐輔 高嶋 康晴
出版者
農林水産消費安全技術センター
巻号頁・発行日
no.40, pp.1-8, 2017 (Released:2017-09-04)

ブリ、ヒラメ、トラフグ、クロマグロの4魚種について、天然魚と養殖魚の筋肉中の脂質の脂肪酸組成を比較したところ、クロマグロを除く3魚種において天然魚-養殖魚間でリノール酸等の脂肪酸組成に差が見られた。特にブリにおいては、リノール酸の脂肪酸組成の差が顕著であったことから、養殖判別の可能性が示唆された。
著者
澤田 桂子 井口 潤 浪越 充司
出版者
農林水産消費安全技術センター
雑誌
農林水産消費安全技術センター食品関係等調査研究報告 (ISSN:18837824)
巻号頁・発行日
no.38, pp.16-22, 2014-12

乾のり、焼きのり及び味付けのり(板のり)を対象としたDNA分析によるのりの原産地判別法について、Touhataらの報告を参考にして一部を変更し、判別が可能であるかどうか検討を行った。PCR及びPCR-RFLP法により日本産の板のりでは全て日本型と判別され、韓国産及び中国産の板のりでは一部の日本型となった試料を除き、韓国型又は韓国・中国型と判別されたことから、FAMICの表示監視業務に適した日本産と韓国及び中国産ののりの産地判別が可能であった。また、おにぎり等の加工品に使用された板のりにおいても、電気泳動パターンによる判別が可能であった。