著者
井原 庸
出版者
日本蜘蛛学会
雑誌
Acta Arachnologica (ISSN:00015202)
巻号頁・発行日
vol.57, no.2, pp.87-109, 2008-12-31 (Released:2009-02-10)
参考文献数
28
被引用文献数
1

ナミハグモ属の種多様性には,著しい地理的種分化と,体サイズの分化による同所的な種の組み合わせという2つの側面がある. 日本から70種以上が記録されているが,まだ多くの未記載種が残されている.ナガトナミハグモ種群は生殖器の形態に著しい地理的分化を示し,種内の複雑な地理的変異,環状重複,近縁種の側所的分布や同所的共存といった異所的種分化のさまざまな過程がみられた.また,体サイズは種分化とその後の同所的共存に重要な役割を果たすと考えられ,カチドキナミハグモ種群では体サイズの分化が種分化を促進した可能性がある.

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井原庸 2008. ナミハグモ属の生殖器と体サイズにみられる地理的分化と種多様性. Acta Arachnologica, 57 87-109. https://t.co/ObNa8KEy8h
https://t.co/KnCwA0IS0p (闇)
クモガチ勢の間でよく話題に上がっているナミハグモ。以下の総説で、詳しく解説されている。井原 庸 2008. Acta Arachnol. 57: 87-109. https://t.co/ObNa8KEy8h

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