著者
鹿島 騰真 石渡 明弘 藤田 清貴 伏信 進矢
出版者
一般社団法人 日本生物物理学会
雑誌
生物物理 (ISSN:05824052)
巻号頁・発行日
vol.62, no.3, pp.184-186, 2022 (Released:2022-07-25)
参考文献数
6

ヒトは火を使って調理することでカラメルのように天然には存在しない糖質を含んだ食品を生み出している.私達はビフィズス菌でカラメル化糖に含まれるinulobioseの脱水縮合を平衡的に触媒し,difructose dianhydride I(DFA I)を生成するDFA I synthase/hydrolase(αFFase1)を発見した.本稿ではαFFase1の機能を特定した経緯とX線結晶構造解析による構造基盤について述べる.

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生物物理学会誌「カラメルに含まれるオリゴ糖を分解する酵素の同定と構造基盤」https://t.co/2iTLLXOPBH spiro-dioxane 型に縮合した糖があるということをはじめて知った。 ただ、「リアーゼ型の反応機構」とは何か書いておいてほしかった。

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