著者
平沢 秀人 浅川 理 小山 恵子 高橋 祥友 渥美 義賢 熊倉 徹雄
出版者
一般社団法人 日本老年医学会
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.31, no.10, pp.811-814, 1994-10-25 (Released:2009-11-24)
参考文献数
5
被引用文献数
2 1

症例は, 59歳男性, もの忘れ・性格変化を主訴に受診. 神経学的には眼症状を含め特に異常なく, 精神医学的には落着きのなさ, まとまりのない会話, 記銘力低下を主とした痴呆などを認めた. 血清, 髄液のTPHA陽性, 髄液の細胞数, 蛋白量増加, FTA-ABS陽性などから進行麻痺と診断. ペニシリン治療は, 2クール行ったが, 2クール目は大量療法を行った. 治療後, 髄液所見は改善, 軽度痴呆が残遺したものの精神症状も著しく改善した.

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https://t.co/Gdh3Hz1DGp 進行麻痺は, トレポネーマの感染により脳およびその他の中枢神経系全般にわたり, 炎症性機転と実質組織の変性を来たす髄膜脳炎で, 多彩な精神 ・神経症状 を呈することが知られている. 精神症状では痴呆, 誇大妄想, 抑うつ症状, 神経症状では瞳孔左右不同や対光反射消失など
https://t.co/VOHNwxouOg

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