著者
中井 克樹
出版者
一般社団法人 日本生態学会
雑誌
保全生態学研究 (ISSN:13424327)
巻号頁・発行日
vol.5, no.2, pp.171-180, 2001-01-15 (Released:2018-02-09)
参考文献数
26
被引用文献数
2

わが国で問題とされている外来生物のなかで,全国的規模で野生化しその状況を歓迎する人々が数多く存在する点で,ブラックバス類は特異である.ここでは,ブラックバス類を含めた外来魚の管理法の検討に資するため,魚の放流にかかわる日本人の文化的・精神的土壌についての考察をもとに,観賞魚の輸入や内水面漁業における放流の現状を概観したうえで,外来魚をめぐる問題の所在と対処の方策を考察する.

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芦ノ湖からの展開を補足すると、1960年代末までは5府県にしかオオグチバスはいなくて、そこから20年足らずで一気に北海道と岩手県以外の全都府県に広がってる。ヤバい。 #今日の論文 『日本における外来魚問題の背景と現状 : 管理のための方向性をさぐる』 https://t.co/8ZRyQREf1V https://t.co/PfAPap91Jh https://t.co/oDVTq78Htd
20年前から何も変わってなくて草ですわ https://t.co/IGi39QK6Au

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