著者
岩井 敏 石田 健二 仙波 毅 高木 俊治 猪狩 貴史 福地 命 BAATARKHUU Undarmaa
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会誌ATOMOΣ (ISSN:18822606)
巻号頁・発行日
vol.60, no.11, pp.664-668, 2018 (Released:2020-04-02)
参考文献数
20

小児および未成年期に放射線被ばくによって甲状腺がんが誘発されることは,広島・長崎の原爆被爆者,X線を用いた白癬治療,胸腺肥大治療などの医療被ばく者,ならびにチェルノブイリ原子力発電所事故からの131I取込による内部被ばく者の疫学データから知られている。本稿では,甲状腺がんの種類と特徴ならびに,これまでに知られていた未成年者の甲状腺がん疫学情報の知見を中心に記述する。

言及状況

外部データベース (DOI)

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@Anti_Jigokudama 現在では被ばく以外の地理的条件,食生活(ヨード摂取量など)が影響すると考えられている20)。 RET/PTC 遺伝子変異説撃沈しました。 えっと引用先 https://t.co/El4jgh8mvX 4ページ右上
@Anti_Jigokudama この論文にムラの学者がちょっとCLIP2を取り上げてますが、引用情報が元さんのものでした。 https://t.co/El4jgh8mvX 原子力安全推進協会 岩井 敏,他 UNSCEAR2017 白書では,ドイツの研究グループが CLIP2 遺伝子*の過剰な発現+が未成年で発生する放射線に関連する甲状腺がんにおいて

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