著者
島田 将喜
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集 日本文化人類学会第47回研究大会 (ISSN:21897964)
巻号頁・発行日
pp.117, 2013 (Released:2013-05-27)

動物行動への理解がすすむにつれて、私たちは動物に対して過剰な合理性を押し付け、動物は無駄な殺しをしないはずだと信じている。しかしヒトにもっとも近縁なチンパンジーにおいては、他の動物を殺す場合に、必ずしも明確な殺意や動機が存在しているとは解釈できない事例などが多数あることが分かった。こうした観察結果は、動物においても不合理な殺しはさまざまな形で遍在することを示唆している。

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動物の殺害行為が合理的に説明できて、人間がそうでないように見えるのは、単純に「複雑さ」の度合いに起因するのではないか。 https://t.co/uYntMj8eG4
J-STAGE Articles - 動物が動物を「無駄に」殺すことはあるか? https://t.co/MGKfkqrE6s
@CandyNachu そういう印象。 例えば… https://t.co/Lg85MOhFGk https://t.co/l7gLfcE14C

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