著者
津村 文彦
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集 日本文化人類学会第50回研究大会 (ISSN:21897964)
巻号頁・発行日
pp.H12, 2016 (Released:2016-04-23)

タイ王国では現在も若者を中心にタトゥーが流行し、大きくファッション・タトゥーと呪術タトゥーに二分できる。呪術タトゥーは、通常黒色インクを用いて、文様や動物、神々、経文を身体に刻みこむ。しかしときにインクを用いない「見えないタトゥー」が実践される。本報告では、東北タイのタトゥー事例を通して、「見えるタトゥー」との比較のもと、「見えないタトゥー」を取り巻く物質的、宗教的、および社会的状況を検討する。

言及状況

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大阪アジアン映画祭のシンポで、『ミセスK』ホー・ユーハン監督の次回作はマレーシアとタイ国境あたりを舞台にした、インド由来の黒魔術を題材にすると仰っていた。津村文彦さんが研究している東北タイ、北タイの呪術とは違うものなんだろうか。 https://t.co/ebradAXGa6

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