著者
浜田 明範
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集 日本文化人類学会第51回研究大会 (ISSN:21897964)
巻号頁・発行日
pp.C20, 2017 (Released:2017-05-26)

ガーナ南部の仕立屋は2年強の修行の後に、卒業パーティーを経て一人前と認められる。この卒業パーティーは結婚式などの他のパーティーと部分的につながれているのだが、新たに承認される仕立屋は、このパーティーの特徴を巧みに利用する。仕立屋は、未来の花嫁の姿を先取りし、未来の顧客の衣装を先取りした衣装を身に着けることで、自らとその衣装をポスト多元的なものとして提示し、自らの技術を示すのである。

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浜田先生のガーナの仕立て屋に関する報告は、こちらで良いのかな。面白い。。。https://t.co/YCVvbW33Iu

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