著者
池田 光穂
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集 日本文化人類学会第54回研究大会 (ISSN:21897964)
巻号頁・発行日
pp.C15, 2020 (Released:2020-09-12)

先住民の権利宣言(UNDRIP, 2007)の国連総会採択以降、これまでの人類学関連分野における先住民の遺骨(主に頭蓋骨)の研究のための収集の歴史が再検証され、それぞれのケースにおける倫理的・法的・社会的含意(ELSI)において今日的な意味でのインフォームドコンセントの欠如と反倫理行為が明らかになりつつある。歴史における研究の反倫理行為を現在から断罪するだけでなく、先住民への集合的謝罪と「和解」がどのような形で可能になるのかを文化人類学の立場から検証する。

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#dommune 研究にお金が出ないということではなくても、同時に琉球やアイヌでの遺骨変換にまつわる問題みたいな話もありますしね…(ご参考例:https://t.co/ekVwuj7c4D / https://t.co/1W8qnAj8JT )。「貸せる」のは、「所有者」が余程はっきりしている特例かもです。 https://t.co/scu6oqNQxS

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