著者
磯崎 行雄 丸山 茂徳 中間 隆晃 山本 伸次 柳井 修一
出版者
公益社団法人 東京地学協会
雑誌
地学雑誌 (ISSN:0022135X)
巻号頁・発行日
vol.120, no.1, pp.65-99, 2011-02-25 (Released:2011-05-20)
参考文献数
80
被引用文献数
23 22

The ca. 700 million year-long geotectonic history of the Japanese Islands comprises three distinct intervals; i.e., (1) the age of a passive continental margin off the South China continental margin (ca. 700-520 Ma), (2) the age of an active margin characterized by an arc-trench system (ca. 520-20 Ma), and (3) the age of an island arc off East Asia (20 Ma to the present). These three intervals are chronologically separated by two major boundaries with significant tectonic episodes; i.e., the ca. 520 Ma tectonic inversion from a passive to an active margin by the initiation of subduction from the Pacific side, and the ca. 20 Ma tectonic isolation of the modern island arc system from the Asian margin by the back-arc basin (Japan Sea) opening. Here, the evolutionary history of the Japanese Islands is revised significantly on the basis of new lines of information that derived from a new dating technique of detrital zircon in sandstone. Particularly noteworthy is the recognition of the Early Paleozoic to Middle Mesozoic arc batholiths that were exposed extensively in the past but not at all at present because the pre-Cretaceous granites merely occur as kilometer-size blocks in the modern Japanese Islands. As to these older granites, the remarkable disagreement between the current distribution and the predominance of their clastic grains in younger sandstones suggests the effectiveness of past tectonic erosion processes in the fore-arc domains. The newly documented historical change in sandstone provenance suggests that proto-Japan has experienced not only accretionary growth but also large-scale tectonic erosion in multiple stages. During the ca. 500 million-year history of the Japanese Islands, a large amount of juvenile arc (continental) crust was formed several times, however, most has already disappeared from the Earth's surface. In short, the orogenic growth of Japan, even in a long-lasting active continental margin setting, is explained as the intermittent repetition of ocean-ward continental growth and continent-ward contraction of an active arc-trench system. In contrast to these arc batholiths, the terrigenous flux from the neighboring two major continental blocks (South and North China) was less significant than previously imagined, except for the Jurassic to Early Cretaceous time when the collisional suture between North and South China blocks was selectively eroded to produce abundant terrigenous clastics. It is also significant that the eastern extension of this collisional suture was recognized in Japan as a chain of fragmentary remnants of the Triassic medium-pressure metamorphic belt. On the basis of these new lines of information, the South China-related origin of the main part of Japan is confirmed, whereas the Hida and Oki belts along the Japan Sea are identified as detached fragments of North China block. Summarizing all of these results, a series of revised paleogeographic maps of Japan from the Late Neoproterozoic to the Miocene is illustrated.

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ネットでどのように日本列島の成り立ちが紹介されているのかは、ほぼ知っていますが、今まで読んだ文献の中ではこの論文が最もまとまっていると思います。 活動的大陸縁の肥大と縮小の歴史 ― 日本列島形成史アップデイト ― https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography/120/1/120_1_65/_pdf この論文のファイル ...
日本列島は約5億年前から継続している太平洋型造山帯になるので、各時代の付加体や、中央海嶺が沈み込んで来た時に形成された花崗岩バソリス帯が、ほぼ帯状に並んでいます。 付加体というのは海溝に堆積物が多い時に形成されるもので、海溝に沿って帯状に形成されます。 現在は南海トラフで南海付加体が海の中で形成されています。100万年~200万年ぐらいの将来には陸地になっているかも知れま ...
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大陸の縁に出来た緑海である日本海(大和海盆など)は、約2千万年前~1500万年前の間に起きた背弧拡大によって形成されたものです。 背弧拡大が起きる本質的な原因はまだ分かっていないようですが、マントル深度から熱いマントルの上昇によって背弧拡大が起きて、玄武岩質の海洋底を持った海盆が形成されます。 現在、背弧拡大が起きているのは沖縄トラフで、九州の別府-島原地溝帯や鹿児島地溝帯など ...
結論を先に書いておきます。 古い時代の伊豆・小笠原弧の活火山からのものでしょう。 海底火山から、火山島になったものもありました。 それが当時の海溝もしくはトラフに堆積したと考えられます。 三浦半島の地質に関して、このファイルのP.4に説明がありました。 http://www.city.miura.kanagawa.jp/kyouiku/docum ...
構造線というのは地質の断層が大規模に連続している構造の事です。 中央構造線に関しては、 三波川帯と領家帯という、本来ならば海溝の地下で出来る広域変成帯の三波川帯と、 火山帯のマグマで熱変成を受けた地上に近い部分の領家帯が、 なぜかカミソリで切り合わせたかのように接しているという断層構造になっているのです。 つまり、両者の間に存在したであろう100~200km以上の地 ...
古い方から大理石、御影石、庵治石の順でしょう。 大理石は、海洋のホットスポットによる火山島の環礁などで礁石灰岩が堆積して、それが付加体として付加し、さらに地上まで隆起し、後にその付近が火山帯になってマグマで熱変成を受けなくてはなりません。 なので原岩としては大理石がもっとも古いでしょう。 日本の古い大理石ならば、3億~2億年以上前の石炭紀、ペルム紀の礁石灰岩が原岩になるでし ...
そうですよ、アジア大陸は「昔は割れていて海だった」のですよ。 約4億年前にゴンドワナ超大陸がローラシア(北米と北欧のみ)とゴンドワナに分裂したころ、古アジア海がありました。 この海の付近にシベリア地塊、カザクスタン地塊などのアジア大陸の中心となる地塊がありました。 約3億~2億年前の間がパンゲア超大陸の時期になります。 「パンゲアは南側のゴンドワナ大陸 ...
本ではなくてネットにある論文です。 暇つぶしにでも読んでみてください。 超大陸と日本列島の起源 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography/120/1/120_1_100/_ar... 活動的大陸縁の肥大と縮小の歴史 ―日本列島形成史アップデイト― https://www.jstage.jst.go.j ...
海溝部では「構造浸食」が常時作用しているので、付加体が形成される海溝は南海トラフのように海溝に堆積物が大量にあるような部分でしか形成されません。 日本海溝では付加体はほとんど形成されていません。 成長速度ですが、現在の南海トラフでは付加体は定常的に形成されています。 この2千万年間で約80kmぐらいのようです。 現在、地表に現れている付加体の幅は、 ...

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[地学][日本列島][プレートテクトニクス] 大陸の消長といえば、こないだざっと読んだこれが日本列島形成についての最新の知見のようだった。ロディニア超大陸分裂から日本列島形成まで(pdf)

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アクティブリフト帯 https://t.co/TkP2rt3MNf 形成初期段階の背弧海盆. である伊豆弧アクティブリフト帯の玄武岩に注目し、. 特にスラブ由来流体の挙動から、アセノスフェアの上. 昇にともなうウェッジマントルの温度構造とリフトの. 発達過程について検討する
@ecua ぱっと探してみて余り良い図が見つからなかったのですが、地質のつながりのイメージ図としてはこの論文の図5とか、過去の位置関係は同じ論文の図11と12とかですね(わかりにくい図ですが)。 https://t.co/7RJPP55uO2
大陸の消長といえば、こないだざっと読んだこれが日本列島形成についての最新の知見のようだった。ロディニア超大陸分裂から日本列島形成まで(pdf) / “活動的大陸縁の肥大と縮小の歴史―日本列島形成史アップデイト―” http://t.co/T4Sfmox5p6

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