著者
野波 寬 蘇米雅 哈斯額尓敦 坂本 剛
出版者
日本グループ・ダイナミックス学会
雑誌
実験社会心理学研究 (ISSN:03877973)
巻号頁・発行日
vol.53, no.2, pp.116-130, 2014 (Released:2014-03-18)
参考文献数
32
被引用文献数
3

正当性とは,自他がコモンズの管理に関与する権利の承認可能性と定義され,その規定因として,法規などの制度にもとづく準拠枠である制度的基盤と,自他の専門性などへの主観的評価である認知的基盤が提起される。本研究では,内モンゴル自治区における牧民・行政職員・都市住民の間での,牧草地の管理権をめぐる正当性の相互承認構造を検討した。牧民が認知的基盤に依拠して自らの正当性を承認する一方,行政職員は制度的基盤より彼らの正当性を否認するなど,三者間には正当性の判断に不一致が見られた。コモンズの管理など多様な人々の利害にかかわる公共政策の決定において,正当性の相互承認に焦点をあてることの重要性について議論した。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (4 users, 7 posts, 2 favorites)

【実験社会心理学研究・掲載論文】野波寬・蘇米雅・哈斯額尓敦・坂本剛(2014) コモンズとしての牧草地の管理権をめぐる正当性の相互承認構造:内モンゴル自治区における牧民・行政職員・都市住民の制度的基盤と認知的基盤 https://t.co/dpWJpxB2j1
【実験社会心理学研究・掲載論文】野波寬・蘇米雅・哈斯額尓敦・坂本剛(2014) コモンズとしての牧草地の管理権をめぐる正当性の相互承認構造:内モンゴル自治区における牧民・行政職員・都市住民の制度的基盤と認知的基盤 https://t.co/dpWJpxB2j1
【実験社会心理学研究・掲載論文】野波寬・蘇米雅・哈斯額尓敦・坂本剛(2014) コモンズとしての牧草地の管理権をめぐる正当性の相互承認構造:内モンゴル自治区における牧民・行政職員・都市住民の制度的基盤と認知的基盤 https://t.co/dpWJpxB2j1

収集済み URL リスト