著者
大﨑 理乃 大島 純
出版者
一般社団法人 日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.43, no.1, pp.13-29, 2019-07-10 (Released:2019-07-10)
参考文献数
44
被引用文献数
4

本研究は,アクティブラーニングとして今後発展が期待される知識創造型学習に焦点をあて,新たな評価方法を提案するものである.提案方法では,知識創造型学習のデザイン原則に対して,CSCL 研究をはじめとして成果を挙げつつある社会意味ネットワーク分析と,テキストマイニングの混合法による可視化に基づく評価を行なった.具体的には,知識創造型学習を目指して設計された課題解決型学習(Project Based Learning)で利用されたCSCL システム上の学習者による書き込み内容を分析し,最終成果物の質が異なるグループの知識創造プロセスの違いが評価できることを確認した.その上で,提案した評価方法の有用性と限界を検討した.

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学校がもっと効率的に学習できる場所であって欲しかったというタイプの人のなかには学習観が獲得メタファーに偏ってる人もわりといそう。(リンク先は獲得メタファについて詳しい文献) https://t.co/l6KTjdhQh5
社会意味ネットワーク分析とテキストマイニングの混合法による知識創造型学習の評価の提案: https://t.co/FbXeu9DcsZ
社会意味ネットワーク分析とテキストマイニングの混合法による知識創造型学習の評価の提案 - https://t.co/6mTuLYTpXg #ScholarAlerts

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