著者
菊池(永井) ゆみこ(祐美子) 平野 智紀 山内 祐平
出版者
一般社団法人 日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
pp.S47064, (Released:2023-10-06)
参考文献数
9

本研究では熟達した応用演劇ファシリテーターと初心者のワークショップ・プログラム中の視線配布傾向とその意図の比較を行った.姫野(2020)の手法を元に,熟達した応用演劇のファシリテーター,初心者それぞれのワークショップ・プログラム実施中の視線映像を記録し,映像を用いた再生刺激インタビューを行った.その結果,熟達した応用演劇ファシリテーターはプログラム実施中に参加者全体に意図的に視線を配布する傾向があること,また視線配布数がプログラムの時間経過に伴い減少することがわかった.

言及状況

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こういう現場を大事にした研究が好き。「熟達したファシリテーターはプログラム実施中に参加者全体に意図的に視線を配布する傾向があること,また視線配布数がプログラムの時間経過に伴い減少することがわかった」。 https://t.co/kQ1ZWNdwbO
大学院でメンターを担当した菊池ゆみこさんのショートレターが早期公開されました。ざっくり言うと、熟達したワークショップファシリテーターは個別の参加者よりも「場全体」をみており、時間が経過するほど参加者に「委ねる」ようになる、ということです。超面白いです https://t.co/Z9rq5H3A1a
J-STAGE Articles - ワークショップのファシリテーションにおける熟達者と初心者の視線配布傾向の比較 https://t.co/FthMKCcqUC

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