著者
安達 一寿 中尾 茂子
出版者
日本教育情報学会
雑誌
教育情報研究 (ISSN:09126732)
巻号頁・発行日
vol.10, no.4, pp.11-20, 1995-03-30 (Released:2017-06-01)
参考文献数
16
被引用文献数
1

一般情報処理教育におけるプログラミング学習での学生のつまずき箇所を,その学習過程から抽象化プロセスと構造化プロセスに大別し,学生のつまずき箇所からグルーピングを行い傾向を分析した.その結果,つまずき箇所が抽象化プロセスにある学生はプログラミング以外の要因による理解不足が見られ,コンピュータ親和度も低い.つまずき箇所が構造化プロセスにある学生は,意味論的知識に関わる部分では問題のモデル化ができ,コンピュータ親和度も高いことが明らかになった.

言及状況

外部データベース (DOI)

はてなブックマーク (1 users, 1 posts)

Twitter (4 users, 4 posts, 6 favorites)

こんな論文もあるんやねぇ…笑しかも結構前! とりあえずある程度の時間は手を動かし続けることが必要そう! J-STAGE Articles - プログラミング学習における学生のつまずき箇所の分析 https://t.co/s6Lm7RjUrR
「問題を抽象的に捉えモデル化する段階でつまずきがあるため,思うように学習が進まず,結果として興味が減じる」(このグループは)「コンピュータ親和度も低い傾向にあり,プログラミングを苦手にしている学生が多い」QT https://t.co/zokPxq0wNf

収集済み URL リスト