著者
Junsei KONDO Makoto NAKAZONO Tsutomu WATANABE Tsuneo KUWAGATA
出版者
THE JAPAN SOCIETY OF HYDROLOGY AND WATER RESOURCES
雑誌
JOURNAL OF JAPAN SOCIETY OF HYDROLOGY AND WATER RESOURCES (ISSN:09151389)
巻号頁・発行日
vol.5, no.4, pp.8-18, 1992-12-01 (Released:2009-07-23)
参考文献数
10
被引用文献数
18 27

全国の気象官署のデータを用いて熱収支的な方法によって, 森林における蒸発散量 (無降水日の蒸散量と降水日の遮断蒸発量の和) を見積もった.年蒸発散量は北日本では600-700mmy-1, 南日本では800-900mmy-1程度であり, 平衡蒸発量と比較的高い相関がある.また水面蒸発量より1.1-1.5倍も大きいことがわかった.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (3 users, 3 posts, 0 favorites)

2.4mm/dayは森林の蒸発散量と比べるとどうか。近藤純正先生らがまとめた日本各地の森林の蒸発散量のデータでは、東京の7月で107mm/month、8月で127mm/month。散水のケースの2.4mm/dayを31倍すると74.4mm/month、森林の蒸発散量に近い蒸発量。 https://t.co/AdowwWqsuQ
@s15taka 確かに。近藤さんほかの https://t.co/8dWQdXv0Dv を見てみると、800mm/yrほどはありそうです。(名古屋で881mm/yr) それ差し引いて、年間1,000mm/yrとすると、4L/secぐらいになります。

収集済み URL リスト