702 0 0 0 OA ジャムシード王

著者
井本 英一
出版者
一般社団法人 日本オリエント学会
雑誌
オリエント (ISSN:00305219)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1-2, pp.213-235,257, 1967 (Released:2010-03-12)

According to Yasna 32.8 Yima divides the flesh of the bull among men. The author thinks that it is one of rituals of the New Year and Yima himself is the lord of the sacrificial feast with which the New Year festival sets in.It is supposed that Yima's festival took place round the Vara, an instance of which is the Ka'ba i Zardošt and there held successive Achaemenian kings, who were Yimas also, the ceremonies of accession.

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@CakeEaterP ヴァラ神話については、井本英一「ジャムシード王」に詳しく書かれてました。ハーバード大学のマイケル・ヴィツェルは、ヴァラ神話と日本の天岩戸神話は共通の神話だと指摘してるそうですが、その要素は神戸市の桜ヶ丘銅鐸や唐古・鍵遺跡の土器の絵画からもうかがえます。 https://t.co/USSESl3HRq
井本英一「ジャムシード王」 「イ マは 本 来 は 双 神 で あ った 。 リグ ・ヴ ェー ダで は 兄妹 神 と して あ らわれ る。 ア ヴ ェ ス タで は 単数 と して あ らわ れ る 。 ガ ー サ ーのY.30.3のyemaは 双数 で,善 悪2つ の ス ピ リ ッ トを あ らわ してい て」 https://t.co/USSESlkKTq
https://t.co/e2oBDwBkLZ ジャムシード王 井本英一 イランのイマ(インドのヤマ)とミスラが表裏同一の太陽的なものネタ へええええええええ
そのため、「善なのか、悪なのか、はっきりさせねばならない。負けた人は悪なのです」という最近もどこかで聞いたフレーズは、根本的に誤ってて、青銅器時代の神話はそういうものでは無かったことが分かってます。 論文「ジャムシード王」https://t.co/USSESl3HRq
@cicada3301_kig 「イマ王」が衰弱すると太陽を象徴する「光輪」がカスピ海に逃げていき、別人格にあたる「牛」も蛇(悪竜)に奪われるのですが、洞窟で蛇が囲ってる牛を救出した英雄「スラエータオナ」が「牛」を介して王位を継承し、再生するとされてまして、三角形の関係になってました。https://t.co/USSESlkKTq
井本英一「ジャムシード王」(1967年)は、ゾロアスター教以前の「インドイラン共通神話」の仕組みについて説明した論文ですが、最近の量子力学の研究成果のカルロ・ロヴェッリ『世界は「関係」でできている』(NHK出版,2021年)と同じことを説明してます。これは驚くべきことです https://t.co/USSESlkKTq
@unajiperopero 印欧語族の古い宗教が仏教に影響を与えてるとの説明については、井本英一先生の論文「ジャムシード王」を読んで実感を抱いたことが大きいです。その他、後藤敏文先生のインドイラン共通神話についての論文も読みました。 https://t.co/USSESlkKTq
マイケル・ヴィツェル(ハーバード大学教授)「中央アジア神話と日本神話」 https://t.co/rS6bBpNRcf 井本英一「ジャムシード王」 https://t.co/6R7mXQhgjk ジャムはゾロアスター教の教典『アヴェスター』ではイマ王と呼ばれ、本来は兄弟/兄妹の双子神話だったのでイザナギ・イザナミと比較されてる
井本英一「ジャムシード王」 「Av(アヴェスター).gaociθra-は月のエピセットとして用いられる。'牡牛の精(genus)をもった月といえば,インドの'兎 をもった'月が想 い出される。」https://t.co/USSESlkKTq
@wrb_new 井本英一「ジャムシード王」は、小林青樹説との整合性が高く、ゾロアスター教の前段階を研究してるのに、あたかも弥生時代かと思う内容です。ただ、日本人だからこう思うのでは?という気も https://t.co/USSESlkKTq
その井本英一氏の論文「ジャムシード王」が、リンク先で読めます。ジャムシードはペルシア語で、巫俊のツイートに出てくる「エモ」(印欧祖語)のことです。最古のイラン言語アヴェスター語ではイマ、インドではヤマ(閻魔)、北欧ではユミル、ローマではレムスと発音されてた https://t.co/USSESlkKTq
こうなると、ゾロアスター教の研究者井本英一氏の論文「ジ ャ ム シ ー ド 王」が、重要になってくる。井本英一氏は飛鳥時代にイラン文化が伝来したと主張してしまったので、ほぼトンデモ扱いされてるが、イラン(インド)と日本は神話が共通起源だから、本当に当たってたかも https://t.co/USSESlkKTq
ゾロアスター教の研究者の井本英一氏は、この始祖王「イマ王」(ジャムシード王)の論文を書いてる。ここに出てくる「牛」(王=祭司の分身)は、弥生神話の「鹿」にあたり(弥生時代に牛はいない)、鹿を犠牲にして「死と再生」の儀式を行い、太陽が衰弱する冬を乗り切った https://t.co/USSESlkKTq https://t.co/8chPj2rr9z
@unajiperopero すいません、全然分からなくて、貴重なお話ありがとうございました。井本 英一氏の論文「ジャムシード王」がネットで読めたので、読んだのですが、弥生時代の世界によく似てるように思って、気になってます。ただ、言葉の使い方を見てると、井本氏の独自研究っぽさも感じます https://t.co/1mr2igGqFY
井本氏の論文P230に「Egoとalter egoの対偶があり,alter egoは次の段階としてそれを頂点として2つのものを従え,trinityを成すのである」とあり、イマ王の魂にあたる牡牛(=ミスラ)が再生して、龍と獣人を倒した英雄スラエータオナとクルサースパを底辺とする構造を形成する https://t.co/6R7mXQhgjk https://t.co/OSGTYMLNzB
“https://t.co/59HjDf8gQN” https://t.co/dWl35e3GZF
この論文凄いな。これが無ければ、弥生文化を象徴する「鹿」の神話は、ユーラシア大陸において「牛」の神話にあたり、弥生時代に牛が渡来しなかった(考古学で確認)ことから、中央ユーラシア神話の「牛」は、日本列島では「鹿」として受容されたってことまでたどり着け無かったhttps://t.co/USSESlkKTq
イラン神話のイマ(インドのヤマ、印欧祖語のエモ)については、こちらの論文がありました。 「地 母 神 と,そ の子 で あ り夫 で あ る 男神 の祭 で は,穀 霊 と同一 視 さ れ た 男神 が,毎 年,死 と再 生 の対 象 とされ た 。 」 気になる… https://t.co/USSESlkKTq

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