- 著者
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別府 万寿博
大野 友則
大久保 一徳
佐藤 和幸
- 出版者
- 公益社団法人 土木学会
- 雑誌
- 土木学会論文集A (ISSN:18806023)
- 巻号頁・発行日
- vol.66, no.4, pp.700-716, 2010 (Released:2010-12-20)
- 参考文献数
- 13
- 被引用文献数
-
2
本研究は,火薬庫や重要構造物などのコンクリート構造物の耐爆設計法の確立に資するため,カーボンおよびアラミド繊維で裏面を補強したコンクリート板の接触および近接爆発荷重に対する耐爆性能(損傷および飛散物の低減)について実験的に検討したものである.実験では,C4爆薬を接触・近接爆発させ,繊維の方向,補強枚数がコンクリート板の耐爆性能に与える影響と補強の効果を調べている.また,繊維シートによるコンクリート板の耐爆補強効果について,応力波理論および繊維シートによる押し抜きせん断耐力増加の観点から考察した.