著者
別府 万寿博 濵田 匠李 市野 宏嘉 相澤 武揚
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
構造工学論文集 A (ISSN:1881820X)
巻号頁・発行日
vol.67A, pp.890-903, 2021 (Released:2021-04-16)
参考文献数
25

This study investigated the blast-mitigation effects of an aluminum honeycomb composite panel on the deflection of a target steel plate, by conducting a series of close-in explosion tests in which a fragment impact was considered. In the close-in explosion tests, aluminum was used as an upper sheet of the honeycomb panel, and the honeycomb panel was set on a steel plate. A steel ball was set at lower or inside of a spherical high explosive of Composition C-4 to simulate a fragment impact. The test results revealed that the position of a steel ball affected the perforation of the aluminum sheet and the blast-mitigation effect by the honeycomb panel.
著者
大久保 一徳 大山 浩代 別府 万寿博 大野 友則 片山 雅英
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
構造工学論文集 A (ISSN:1881820X)
巻号頁・発行日
vol.53A, pp.1273-1283, 2007 (Released:2007-08-01)

This study is to find the local damage and failure of concrete plate due to the contact and close-in explosion by C4 explosive. First, to examine the blast effects by C4 explosive, basic explosion tests were done. Then, the relation between the maximum overpressure and distance from an explosive source is formulated. Next, to examine the local damage and failure of concrete plate due to the contact and close-in explosion by C4 explosive, the small scale explosion tests were carried out. In tests, the concrete plates (50cm x 50cm square) were employed. And, to know the material model and parameter to be used for the hydro code AUTODYN, some of test cases were numerically simulated.
著者
別府 万寿博 大野 友則 大久保 一徳 佐藤 和幸
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集A (ISSN:18806023)
巻号頁・発行日
vol.66, no.4, pp.700-716, 2010 (Released:2010-12-20)
参考文献数
13
被引用文献数
2

本研究は,火薬庫や重要構造物などのコンクリート構造物の耐爆設計法の確立に資するため,カーボンおよびアラミド繊維で裏面を補強したコンクリート板の接触および近接爆発荷重に対する耐爆性能(損傷および飛散物の低減)について実験的に検討したものである.実験では,C4爆薬を接触・近接爆発させ,繊維の方向,補強枚数がコンクリート板の耐爆性能に与える影響と補強の効果を調べている.また,繊維シートによるコンクリート板の耐爆補強効果について,応力波理論および繊維シートによる押し抜きせん断耐力増加の観点から考察した.
著者
別府 万寿博 三輪 幸治 大野 友則 塩見 昌紀
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集E (ISSN:18806066)
巻号頁・発行日
vol.63, no.1, pp.178-191, 2007 (Released:2007-03-20)
参考文献数
16
被引用文献数
4 3

本研究は,鋼製の剛飛翔体がコンクリート板に高速度で衝突した際に生じる局部破壊について検討を行ったものである.まず,高速衝突実験を行うために,質量50g~1000gの飛翔体が衝突速度約100~500m/sとなる性能を有する高圧空気式発射装置を開発した.次に,この装置を用いて普通および高強度コンクリート板に対する高速衝突実験を行い,飛翔体の衝突速度やコンクリート板の板厚・強度の相違が破壊に及ぼす影響を調べた.実験の結果,衝突速度および板厚の大小によってコンクリートの破壊モードが変化することが明らかとなった.また,表面破壊,裏面剥離の破壊プロセスを高速度ビデオカメラで可視化し,破壊の様子を観察するとともに,破壊が進展する際の条件について考察した.
著者
三輪 幸治 別府 万寿博 大野 友則 片山 雅英
出版者
日本コンクリート工学協会
雑誌
コンクリート工学年次論文集 (ISSN:13477560)
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.835-840, 2006

本研究は,剛飛翔体がコンクリート板に高速で衝突した際に生じる局部破壊について,実験および数値解析的に検討を行ったものである。まず実験を行うにあたり,高圧空気式飛翔体発射装置を開発した。この装置を用いて板に対する高速衝突実験を行い,衝突速度や板厚が破壊に及ぼす影響を調べた。次に,実験に対するシミュレーション解析を行い,高速衝突を受ける場合のコンクリート材料のモデル化やひずみ速度効果の影響を検討した。解析と実験結果を比較して,数値シミュレーションの妥当性について検討を行った。
著者
大野 友則 大山 浩代 別府 万寿博 塩見 昌紀
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集A (ISSN:18806023)
巻号頁・発行日
vol.64, no.4, pp.875-888, 2008 (Released:2008-11-20)
参考文献数
24

煙火工場等の火薬類を貯蔵する火薬庫の建設においては,万が一の爆発に際しても周辺への安全を確保する必要性から保安距離が定められている.保安距離は自由空間中における爆発事象を基準として定められているが,堅固な鉄筋コンクリート造の周囲を覆土した覆土式火薬庫の内部爆発事象は自由空間での爆発とは異なるはずである.本研究は,爆発実験室で模型火薬庫を用いた爆発実験を行い,構造物の破壊や爆風圧の大きさに及ぼす覆土の効果について検討を行っている.模型火薬庫試験体は実規模の約1/20の縮尺とし,C4爆薬を試験体内部で爆発させた.実験では,覆土の厚さおよび爆薬量をパラメータとした.実験結果に基づいて覆土の有無や厚さが爆風圧に及ぼす効果を考察し,換算距離と最大爆風圧の関係を求め,現行の保安距離に係る規定との比較を行った.