著者
宮本 雅章 有田 貴司 大森 洋志 野澤 剛二郎 小川 隆申 藤野 陽三
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集A1(構造・地震工学) (ISSN:21854653)
巻号頁・発行日
vol.76, no.1, pp.94-109, 2020 (Released:2020-01-20)
参考文献数
22

時速500kmの超高速鉄道の列車走行に伴い,トンネル内にはトンネル突入波,退出波,これらの坑口での反射波,さらにはトンネル横坑等で分岐した圧力波や列車通過による圧力低下などが生じる.トンネル覆工構造の疲労を検討するためには,これら圧力波および圧力低下などの変動を場所ごとに合理的に予測することが求められる.本論文では,トンネル内の圧力時間変化の算出に特性曲線法による一次元数値解析を適用し,山梨実験線の計測データと比較検証した.さらに,営業線で想定される複雑な列車運行に対して一次元数値解析を実施し,求められたトンネル内圧力変動をもとにトンネル覆工コンクリートに作用する応力変動を算定し,レインフロー法で覆工構造の疲労安全性を評価した.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (6 users, 6 posts, 3 favorites)

@Tamon0703 @shinyaohnishi 抵抗の式について 機械抵抗の式はstar21の式です。リニアに適用できるかどうかはさておき、高速域で支配的ではないはずです。 空気抵抗の式はhttps://t.co/kC3SJDDPNgの付録にある式です。式に代入したパラメータは、https://t.co/mNjnqgz2VZ から拝借しました。
@NatsuhikoAloha (計算方法) https://t.co/RoVMJyjBvA にある摩擦係数とトンネル断面積比を用いて、L0系のトンネル・明かり両区間における空気抵抗を推測し、最近の新幹線の機械抵抗と合わせて走行抵抗式を作りました R=(10+0.0214v)W+0.453(明かり)or0.812(トンネル)v^2 R:走行抵抗(N) v:列車速度(km/h) W:車両重量(t)

収集済み URL リスト