著者
渡邉 英徳 小林 正明
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.4, no.3, pp.250-255, 2020-07-01 (Released:2020-08-24)
参考文献数
6

私たちは、社会に“ストック”されている1964年大会の資料を“フロー”化するコンテンツ「東京五輪アーカイブ1964~2020」を制作した。デジタルアースを用いて過去と現在の風景を重ね合わせることによって、ばらばらの粒子のように“ストック”され、固化していたデータが結び付けられ、液体のように一体となって流れる“フロー”となる。この“フロー”をさまざまなデバイスを通して生み出すことにより、資料についてのコミュニケーションが創発し、情報の価値が高まる。その結果として、56年前・1年後の五輪が、ひとつの流れのなかに位置付けられ、過去に学び・未来に活かす「継承」の機運を生み出せると、私たちは考えている。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (9 users, 10 posts, 14 favorites)

デジタルアーカイブ学会誌「スポーツ・デジタルアーカイブ」特集がJ-Stageで公開されました。「ふたつの五輪と社会の記憶のアーカイブ」を寄稿しています。朝日新聞フォトアーカイブの小林正明さんとの共著。 https://t.co/sADB3cXldN
「デジタルアーカイブ学会誌」 2020年第3号 [特集:スポーツ・デジタルアーカイブ]ふたつの五輪と社会の記憶のアーカイブ. 渡邉 英徳, 小林 正明 https://t.co/U28sEBzrhL

収集済み URL リスト