著者
小幡 圭祐 本多 広樹
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.6, no.s3, pp.s127-s130, 2022 (Released:2022-11-02)
参考文献数
8

発表者の所属する山形大学では、2022年度より、再開発など変化がめまぐるしい山形市の中心市街地にまつわる資料を、同大学附属博物館を拠点としてアーカイブするというプロジェクトをスタートした。本プロジェクトの最大の特徴は、いわゆる歴史資料だけではなく、のちに歴史資料になるであろう、現代の街並みや土地利用状況、そこで活動を行っている人々の声などを積極的に先回りして収集・記録し、デジタルアーカイブとして保存・活用することを目指している点、さらに、大学の授業の一環として、学生たちがアーカイブの収集・活用を立案・実践する点である。本報告では、学生を主体とした「まちの記憶を残し隊」によるまちの「記憶」のデジタルアーカイブ化の実践事例を紹介するとともに、公文書管理で実施されているような組織アーカイブにおけるレコード・マネジメントを、地域アーカイブにおいても実現することが可能であることを試論的に示したい。

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[地域資料][デジタルアーカイブ]

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すでに布石は打ってあるのだ。 J-STAGE Articles - [A3] 地域アーカイブのレコード・マネジメント確立の試み:山形大学「まちの記憶を残し隊」の実践から https://t.co/ADJPS1ZruR
J-STAGE Articles - [A3] 地域アーカイブのレコード・マネジメント確立の試み:山形大学「まちの記憶を残し隊」の実践から https://t.co/ADJPS1ZruR
大学生は駅と大学の間の往復路以外はあまり足を運ばないので、こんな取組みも良し。 近くにこの活動してくれる大学はないだろうか? J-STAGE Articles - [A3] 地域アーカイブのレコード・マネジメント確立の試み:山形大学「まちの記憶を残し隊」の実践から https://t.co/ZAxqMxEckP
“[A3] 地域アーカイブのレコード・マネジメント確立の試み:山形大学「まちの記憶を残し隊」の実践から” https://t.co/alhpo8OYX8 #地域資料 #デジタルアーカイブ

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