著者
原田 伸一朗
出版者
公益財団法人 情報通信学会
雑誌
情報通信学会誌 (ISSN:02894513)
巻号頁・発行日
vol.39, no.1, pp.1-11, 2021 (Released:2021-06-29)

近年、バーチャルYouTuber(VTuber)と呼ばれる、生身の人間の姿ではなく、CG アバターの姿を通してインターネット上で動画投稿・ライブ配信などの活動をおこなうエンターテイナーが若年層を中心に人気を博している。本稿は、CG アバターとして表現されるVTuber の「肖像」に対して、その「中の人」が持ち得べき権利について、法理論的根拠を検討したものである。これまでの判例・学説における「肖像権」の理解を確認しつつ、その「権利対象」と「権利内容」の2 つの拡張の必要性・可能性を検討した。第一に「肖像」とは何か、VTuber のCG アバターを「中の人」の「肖像」と法的に捉えられるかどうか、第二に「肖像権」とは何か、第三者によるCG アバターの利用を排除し、また自身が利用し続ける権利を「肖像権」の権利内容に含められるかどうかである。

言及状況

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@You_Noraneko 自分的には3論文の内容的にも正しいと思いますよ https://t.co/HgP7bNqXm5 https://t.co/6XbWxppJhM https://t.co/5eVkVzWF6I
@mikemaneki もうご存じだったら申し訳ないんですが、バーチャルYouTuberの肖像権や人格権、著作者人格権なんかをどのようにとらえて権利保護への道筋をつけていくかという点については静岡大の原田伸一朗先生がいろいろペーパー出しておられますね https://t.co/gYfnfheeul https://t.co/jgsPDZsFKc
J-STAGE Articles - バーチャルYouTuber の肖像権 https://t.co/rA3CtBHtW1 これは肖像権(VTuberのCGアバターに関わる権利をどう捉えるべきか)の話に焦点を当てた論文なので直接本件に関わる議論を扱ったものではないのですが、ちょっと関連する部分があるように思うので参考まで。
@awawa33p この辺の論文とか見ると「実在の人物の『人格』に紐付けられる」「CGアバターが『自己の身体の延長』『自己の人格の投影』と言えるものであり、かつ、そのCGアバターが当該VTuber固有の姿であるとオーディエンスに認識されている」という辺りが固有の要素としてあるのかなと。 https://t.co/rA3CtBHtW1
ざっくり,CGアバターに実在する人間のアイデンティティを投影できるか(肯定なら不正利用等に権利行使OK)という話.PJ的には肯定する方向に傾く,と思いつつ,今日の裁判例を見ると,著作権と名誉棄損に分解するだけかも/J-STAGE Articles-バーチャルYouTuber の肖像権 https://t.co/74GEZdQzeL
@ran_koga_mas いえいえ大丈夫ですよ! この論文です! プレゼンの題材にする論文を探している時にたまたま論文検索サイトで見つけたものですので、読んだことがあるかもしれませんが… https://t.co/4RDb8ufKyj
J-STAGE Articles - バーチャルYouTuber の肖像権 https://t.co/7qWDHoAkdS
タイムリーな話題の論文。会長の龍が如く5、6も見たかったな。 https://t.co/0IkChijiet

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