著者
佐藤 慎二
出版者
COSMIC
雑誌
呼吸臨床 (ISSN:24333778)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.e00013, 2017 (Released:2019-03-01)
参考文献数
28

抗MDA5抗体は,皮膚筋炎,特にそのサブタイプである典型的な皮膚筋炎の皮疹を呈しながら,臨床的に筋症状がまったくないかあるいはごく軽微な症例である無筋症性皮膚筋炎に見出されたDM特異自己抗体で,対応抗原はウイルス感染における自然免疫での感染防御機構で重要な役割を担っているmelanoma differentiation-associated gene 5(MDA5)である。同抗体陽性例は,臨床上,治療抵抗性・予後不良の急速進行性間質性肺炎を高頻度に併発するという特徴を有する。

言及状況

外部データベース (DOI)

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この病気に伴う間質性肺炎、早期に治療しないと予後が悪いケースも結構あるのよね……。>RP 皮膚筋炎に伴う急速進行性間質性肺炎:MDA5(リンク先PDF) https://t.co/apvjJlaC3g
MDA5抗体は現東海大学の佐藤慎二先生が発見したと思っていたが違うのだろうか https://t.co/ZiTilyw8Va https://t.co/g1VS2sjd5q
@MNHR_Labo こんなのがありました。 皮膚筋炎に伴う急速進行性間質性肺炎:MDA5 臨床上,治療抵抗性・予後不良の急速進行性間質性肺炎を高頻度に併発するという特徴を有する。 https://t.co/hXj8j0wRH4
2000 年代に日本から報告されたのね 万一それっぽいの見かけたら即パンダニキに送ろう https://t.co/dHXVixMzkc https://t.co/MafnOaFzxp
@crisprcas20 MDA5抗原はI型インターフェロンの誘導に関わるらしいので、劇症肝炎や初期のCovid-19のような過激な免疫反応になるということに納得。https://t.co/s3cU3049G2
八代亜紀さんがなくなった特に危険なタイプの皮膚筋炎の抗MDA5抗体は日本人の発見(ついでに血液検査の間質性肺炎の診断に使われるKL6も日本人の発見)https://t.co/LdFxxUwe8g
演歌歌手八代亜紀さん12月30日に死去73歳「膠原病」で8月活動休止 「雨の慕情」「舟唄」 https://t.co/WTNvuUSy9b >抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎 調べたらこれですか… https://t.co/EhVwj6AFc9 >治療抵抗性・予後不良の急速進行性間質性肺炎を高頻度に併発するという特徴 oh....
八代さんの死因とか間質性肺炎になると結構致死的な奴じゃないですか… https://t.co/RNPOKaSUcg
参考。 https://t.co/SaZtKYgiz6

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