著者
平井 一行 犬飼 達也 中山 浩伸
出版者
日本医真菌学会
雑誌
Medical Mycology Journal (ISSN:21856486)
巻号頁・発行日
vol.57, no.4, pp.J163-J170, 2016 (Released:2016-11-29)
参考文献数
29
被引用文献数
1 1

現在の真菌感染症治療薬には抗真菌スペクトラムや副作用の問題があるため,治療薬選択の余地は狭く,有効な治療法の開発が急務となっている.有効な治療法の開発の1つの手段として,真菌のストレス環境下の応答機序(シグナル伝達や代謝など)の解明がある.本稿では,感染時に起こるさまざまなストレスのうち,鉄欠乏ストレスおよびそれに適応するために起こる代謝の変化に着目し,それらの応答システムの解明について,Candida glabrataを中心としたCandida酵母での研究の現状を紹介し,真菌症の治療戦略の創製の可能性に触れる.

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カンジダが欲しがるのは「鉄」です。 カンジダのストレス応答からみえてきた真菌症治療戦略 https://t.co/U24ZWWkWez https://t.co/OucCs0FGCm
殺すのでなく転写因子を阻害する、という点で真菌やカンジダにアプローチ https://t.co/bDTlZYD0kL 転写阻害しながら、栄養満たして行けば早いだろなぁ

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