著者
澤山 郁夫 三宅 幹子
出版者
日本パーソナリティ心理学会
雑誌
パーソナリティ研究 (ISSN:13488406)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.31-41, 2018-07-01 (Released:2018-07-04)
参考文献数
23

本研究の目的は,大学生を対象とした質問紙調査を行い,独り言的ツイート頻度と社会的発話傾向および私的発話傾向の関連から,大学生の独り言的ツイートがそのどちらの性質をより強くもつものであるのか検討することであった。結果,2012年12月に得たサンプルでは,独り言的ツイート頻度は私的発話傾向と関連していた一方で,2016年1月に得たサンプルでは,社会的発話傾向と関連傾向にあった。さらに,経年変化として,独り言的ツイートの代替手段として「メモに書く」をあげる者の割合が減少傾向に,また「他者に話す」をあげる者の割合が増加傾向にあることが示された。これらの結果から,Twitterで表出される大学生の独り言的ツイートは,私的発話としてとらえられるものから,社会的発話として捉えられるものへと変化しつつあると示唆された。

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#1日1論文 今回は少し面白い論文。 Twitterの独り言的ツイートは本当に「独り言」なのか?を調査 その結果2012~2016年でツイートに対する意識が変化、独り言と考えない人が多くなった 「大学生の独り言的ツイートは独り… https://t.co/iFSQU7MAj5
大学生の独り言的ツイートが私的発話から社会的発話に変化しつつあるという指摘。 / 大学生の独り言的ツイートは独り言なのか――発話傾向との関連から https://t.co/sxSFvIW5pe
大学生サンプルにおいて、ツイッターでの独り言的ツイートが、私的発話(メモと代替可能)から社会的発話(誰かに話すのと代替可能)に変わってきているようだよという研究。日本語。/ 大学生の独り言的ツイートは独り言なのか――発話傾向との関… https://t.co/JkHgdNrWO9

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