著者
今城 健太郎 南 健太郎 伊藤 克哉 中川 慧
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第34回 (2020)
巻号頁・発行日
pp.4Rin120, 2020 (Released:2020-06-19)

株式投資におけるポートフォリオ構築は金融分野で重要な課題である.本論文では,株式市場における共通因子をヘッジしたあとに残る残差リターン (residual return) という概念に着目し,その分布予測に基づいてポートフォリオを構築する新しい手法を提案する.提案手法の特徴は,単純なスペクトル分解を用いることで残差リターンの情報を抽出すること,および金融時系列に特有のスケール不変性を考慮した新しい深層学習のアーキテクチャを利用した分布予測を行うことである.本論文では,日本の株式市場のデータを用いた実証実験によって提案手法の有効性を示す.

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次のマケデコAMAスピーカーKeiさんの論文読んでる。面白いなぁ。 AizackEAのドカンを減らしたいのだけど、やはり リターンの期待値だけでなく分布も推定し、 不確実性を考慮するのが方向性としては良さそうか
このモデル作りたいのだけど、分布予測で躓いてる… TOPIXでシャープレシオ2.35ってすごすぎる なんで??! って軽はずみに手を出したが奥が深い… というよりまだ奥が見えてない… 株価の残差リターンに注目した深層学習ポートフォリオ最適化 https://t.co/RP31XTQO3B

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