著者
赤尾 健一 大沼 あゆみ 阪本 浩章
出版者
環境経済・政策学会
雑誌
環境経済・政策研究 (ISSN:18823742)
巻号頁・発行日
vol.9, no.2, pp.1-20, 2016-09-28 (Released:2016-11-02)
参考文献数
71
被引用文献数
2

本稿では,長期的な環境問題を念頭に,割引率に関する様々な議論を紹介する.まず,Frank Ramsey の古典的な研究を出発点に,世代間衡平性との兼ね合いから割引の問題を論ずる.また,主に不確実性に焦点を当てながら,DDR と呼ばれる比較的新しい割引理論について詳細に解説する.さらに,割引率が費用便益分析の中で果たす役割についても,地球温暖化問題を例に具体的に示す.

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ファイナンス学会での3学会合同シンポジウムの露払いとして、討論者として以下の論文を宣伝しておきました。 私はそこまで起きてられないのでもうねまs。 赤尾・大沼・阪本(2016)「割引率は何を意味しどのように発展してきたか」『環境経済・政策研究』 https://t.co/kVZZHRnCIH
メモ J-STAGE Articles - 割引率は何を意味しどのように発展してきたか https://t.co/JcI9rriOlv

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