著者
青木 修 香川 真二
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.23, no.4, pp.491-494, 2008 (Released:2008-10-09)
参考文献数
14

[目的]変形性膝関節症(以下,膝OA)患者の膝関節位置覚は健常高齢者に比べ低下しているかを検討した。また膝OA患者に対し,局所圧迫を加える膝装具が位置覚に与える影響を検討した。[対象]対象は膝OA患者20名,健常高齢者20名であった。[方法]測定は角度測定ができるよう改良した持続的他動運動装置を用い,膝OA患者および健常高齢者の位置覚を測定した。膝OA患者に対してはさらに,膝装具を装着した状態でも位置覚を測定した。[結果]膝OA患者は健常高齢者に比べ,位置覚は低下していた。膝OA患者は装具装着により位置覚の改善がみられた。[結語]膝OA患者では装具装着により位置覚が改善するという,限局的な面においては装具が有効であることが示された。

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@rintosou ありがとうございます。深部感覚が改善したとの報告ありますね。 https://t.co/1PBROzOMXp https://t.co/fEncWhoumP 感覚は良くなる人もいるみたいだけど、改善する人としない人もいるわけで、、、FTAもそんなに改善しない?みたいだし、結局膝装具ってなんなんだ?って感じです。
214☀️ https://t.co/2uxt4e23Qi

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