著者
世古 俊明 隈元 庸夫 高橋 由依 金子 諒介 田中 昌史 信太 雅洋
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.29, no.6, pp.857-860, 2014 (Released:2015-01-21)
参考文献数
15
被引用文献数
4

〔目的〕大殿筋,中殿筋の筋活動量を運動の違いで,股伸展,外転トルク値を肢位の違いで比較検討すること.〔対象と方法〕健常成人男性10名の大殿筋,中殿筋,大腿二頭筋,腰部背筋を導出筋とした.運動は股伸展と外転とし,側臥位での股屈曲90度,0度,伸展15度の3肢位で実施した.また運動時の股伸展,外転トルク値を測定した.〔結果〕大殿筋の筋活動量は伸展15度では伸展運動時に,屈曲90度では外転運動時に高値を示した.中殿筋の筋活動量に,差は認められなかった.股伸展トルク値は肢位の違いで差は認められず,外転トルク値は屈曲0度で高値を示した.〔結語〕大殿筋,中殿筋の解剖学的筋走行の特性が筋電図学的に裏付けられた.

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いつもありがとうございます。 「大殿筋の筋活動量は屈曲90度位の外転運動にて高値を示した」 https://t.co/DKHIzmvmon https://t.co/HFsZA6NQfI
引用より)股関節屈曲位では実際の股伸展,外転運動方向と筋走行が異なることで,両運動時に収縮効率を低下させた可能性が筋電図学的に示唆された. 2秒で論文見つかった。 https://t.co/YAzdR6FUeo
GMにアプローチする前に、クラムシェルをhip90°Flexで行うと、良い感じかも!! https://t.co/u7aJoCBpgD

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