著者
沼田 宗純 井上 雅志 目黒 公郎
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.70, no.4, pp.257-265, 2018-07-01 (Released:2018-08-01)
参考文献数
3

2016 年4 月14 日21 時26 分に熊本県と大分県で発生した地震では,初動対応における物資輸送に関しプッシュ型の物資輸送が行われた.本研究では,プッシュ型物資輸送のオペレーションの課題を整理し,円滑なプッシュ型物資輸送を実現するための要件定義を行った.大規模災害時に単に物資を被災地に送れば良い訳ではなく,要件が成立して初めてプッシュ型の物資輸送も機能する.首都直下地震や南海トラフなどの大規模災害に対してもプッシュ型の支援は必要となるが,円滑に実施するためにも本論で定義した要件の確認は必須である.

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政府が経済第一が目的なら、能登大地震による「プッシュ型物資供給」が同じである事がよくわかる。 https://t.co/DO6QzMcyqJ
@kataoka_k 23億円ですかね。 改めて検証記録を読み返してしまいました。 https://t.co/TjzaRgjnQs https://t.co/meT2QuA6K6
2016年熊本地震におけるプッシュ型物資輸送の考察とプッシュ型物資輸送の発動要件の提案 - https://t.co/MQNWQfycXY

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