著者
進 夏未 當山 美唯 東 美空 田中 和子 吉村 耕一
出版者
科学・技術研究会
雑誌
科学・技術研究 (ISSN:21864942)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.85-88, 2017 (Released:2017-06-30)
被引用文献数
1

トップアスリートは、集中力を高めてプレイを成功させるためにプレイの直前にある決まった動作(ルーティン動作)を付け加えている。本研究では、非アスリートにおいても、ルーティン動作を付加することにより、集中力が増して作業の精度が高まるか否かについて実験的に検討した。非アスリートの学生13人を対象とし、ルーティン動作に続けて、ダーツ、計算または記憶の作業を課した。ルーティン動作なしを対照実験とした。集中力評価のために、脳波を測定した。その結果、ルーティン動作により、ダーツと記憶作業中の集中力が増した。さらに、ルーティン動作により、ダーツ作業の精度が向上した。これらの結果から、非アスリートにおいても、ルーティン動作により集中力を高めて作業精度を向上できる可能性が示された。

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@hentori_V ルーティーンとかかな、よく聞くのは https://t.co/FjHgObpKFk
@hamapuyo ルーティンも一定の効果はありそうですね。ただ、ルーティンは短時間集中の効果はよく見ますが、長時間(PUBGやAPEX)に効果を示すか分からないので、撃ち合いが始まる前に何かするとか工夫が必要になりそうです。https://t.co/I4l7PFzNRN
効果はあるらしいんですけどね。痛いと集中できなくない?って根本的なものが https://t.co/bfeQKgJs1X
ルーティンの動作があることにより アスリート以外でもパフォーマンスが上がる。仕事に取り掛かる前に同じ動作を行う事は生産性アップに効果的かもしれない https://t.co/JqEgk6zuII https://t.co/JqEgk6zuII https://t.co/eptfFBk0io

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