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投稿一覧(最新100件)

11 0 0 0 OA 玉葉

『玉葉』嘉応ニ年七月三日条には「今日法勝寺御八講初也、有御幸、摂政破参法勝寺之間、於途中、越前守資盛(重盛卿嫡男)乗女車.……」と事件の顛末を事実だけ淡々と述べています。 ところが、同十六日になると、「或人云昨日攝政被欲參法成寺而二條京極邊工群集同,殿下御出云久,是可揚前驅等之支度云人仍自殿遣人被見之處已有其實仍御出被止了云」と。重盛の郎党が徒党を組んで基房の外出を待ち伏せしているというので ...

1 0 0 0 實踐國文學

赤本ですね。翻刻すらレアなものですから以下の論文・翻刻に頼るしかないでしょう。 佐藤悟「赤本『風流なこや山三』について」(『実践国文学』第五七号、平成十二年三月)に翻刻.論文. https://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00105276 「なこや山三」は伝説的美少年「名古屋山三郎」のことですが、『風流なこや山三』は他の山三もの同様、おおいに脚色してあるものと思います。https: ...
最も一般的と思われるのはイソップ寓話にある古代ギリシアの「ミダス王」の故事。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B9 よく似た話に新羅の景文王の故事があります。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%AF%E6%96%87%E7%8E%8B ペルシアの大詩人ニザーミ ...

3 0 0 0 OA 色道大鏡

ありません。 翻刻だけならこちらで見られます。 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1464952 写真による「訳」のご依頼はお受けしておりません。
4~5世紀に成立した仏教書『倶舎論』「破我品」にある「ジャイナ教の弟 子の雀の如し」という表現についてのヤショーミトラによる註釈にこの話があります。その注釈そのものは見当たりませんが、以下の論文の要約によりますと https://www.jstage.jst.go.jp/article/ibk1952/55/1/55_1_399/_pdf 「ジャイナ教の弟子が世尊に生きている雀を握ってから、『 ...
CiNiiには「シゲキヨ リョウキチ」とあります。 https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA4684988X

43 0 0 0 OA 国史大系

写真は不鮮明でしたが、質問者さまなりの書き下しを追記していただいたので、どの部分のことかわかりました。こちらの85コマですね。 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/991104/181?tocOpened=1 追記欄では字数オーバーですので、改めて回答し直します。 【原文】 『兵範記』文治三年三月十四日条 十四日乙酉。加茂祭。近衛【使】右少将信清。於御殿餝馬 ...
「源氏物語の音楽」といえば第一に読まねばならない基本文献は山田孝雄『源氏物語の音楽』(1934 宝文館)です。 非常に古いものですが、さいわいネット公開されています。 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1882531 とはいえ、文語体で書かれているので慣れない人には難解かもしれません。最近のものとしては中川正美『源氏物語と音楽』(1991 和泉書院)がありま ...

1 0 0 0 OA 男女交際論

ありません。 彼は「プラグマティズム」などという言葉が輸入される前から、生来のプラグマティストです。小説や恋愛に興味がなかったわけではないとしても、それに携わるのは自分の役目ではないと思っていました。彼にはほかに論じなければならないことが山ほどあったので、こうした消閑の具に携わる必要性を感じなかったのです。 念のため『福沢諭吉全集』の目録をごらんください。 http://kenkyuyo ...

1 0 0 0 OA 宗祇の基調

『新撰苑玖波集』巻二十にあります。 【原文】 心敬 応仁のころ、世のみだれ侍りしとき、あづまにくだりてつかうまつりける 雲はなほさだめある世の時雨かな(心敬) おなじ比、信濃にくだりて時雨の発句に 宗祇 世にふるやさらにしぐれのやどりかな とあって、宗祇が信濃を旅していたとき、心敬の句に唱和する形で詠んだものとされています。もちろんこれで完結しており、付け句はありません。 この句 ...

3 0 0 0 OA 童子問

下の三十一章です。 国立国会図書館デジタルコレクション『童子問』 こちらの28コマ目をご覧ください。 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/757854

7 0 0 0 OA 漱石全集

ジェーン・オースティン『高慢と偏見』ではありませんか? 漱石はその『文学論』の中で彼女を絶賛しています。 よく引用されるのは 「Jane Austen は写実の泰斗なり。平凡にして活躍せる文学を草して技神に入るの点に於て、優に鬚眉の大家を凌ぐ。余云ふ。Austenを賞翫する能はざるもの は遂に写実の妙味を解し能はざるものなりと。」 の部分ですが。 実はまだまだ続きます。 「例を ...
1954年の最初の翻訳は原文に忠実ではなかったので、1964年に改訳したということです。 サイデンステッカーによる「伊豆の踊子」の最初の英訳は、1954年に『アトランティック・マンスリー』の『パースペクティヴ・オブ・ジャパン』と呼ばれる付録冊子に掲載された。大胆な起点テクスト(ST: source text、原文)の削除や省略、調整などを特徴とするサイデンステッカーの訳は、誌内の限られたスペ ...
ちら見した限りでは、ないようです。 『明題和歌全集全句索引』を見れば一発解決です。以下の大学図書館で所蔵していますので、閲覧してみてください。 https://ci.nii.ac.jp/ncid/BN06379170
御伽草子『田村の草子』に出て来る大和奈良山の「化生の者」で、つぶてを打ちます。 『田村の草子』は室町時代物語集や室町時代小説集所収。普通の図書館にはありませんが、さいわい国立国会図書館DBでよむことができます。 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/993641 ↑こちらの130コマ目左ページ6行目「大和国ならざか山にかなつぶてをうつりやうせんといふけしや ...

4 0 0 0 OA あきみち

写本でよければネット公開されています。 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1288428 翻刻なら旧版の岩波古典大系『御伽草子』にあります。 ちくま文庫の『御伽草子』は現代語訳だけで、原文はありません。

11 0 0 0 OA 国史大系

こちらの444~481コマが『今昔物語集』巻十五になります。http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/991106
ありません。原文ですら限定的公開であって、ネット公開してはいません。 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2456966 原文だけでしたらネット古書店で買えますが。 吉田澄夫, 井之口有一 共編『国字問題論集』(富山房 1950) 訳が必要なら三~四行ずつに分けて別の質問としてお出しになればよいでしょう。

1 0 0 0 OA 言継卿記

現存する『言継卿記』は天正四年で終わっています。安土城は天正四年一月に着工。すると、その記事は『言継卿記』天正四年条にあるものと思われます。 以下の国立国会図書館デジタルコレクション『言継卿記』三十三の280コマ~308コマをご参照ください。 翻刻ですからとても見やすくなっています。 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/945798

1 0 0 0 OA 平家物語

国立国会図書館デジタルコレクション 慶長年間 『平家物語』 25コマめ 最後から二行目~ http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1286907
明らかに偽書です。文体も用語もとても楠正成の時代のものではありません。江戸時代のものとすれば、水戸学の流れを汲む人物か、明治になってから忠君愛国を推奨する軍部関係の人物がでっちあげたものでしょう。 昨年、同じ質問にzhuben_yimingさんが妥当な回答をしていらっしゃいます。 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detai ...
別名『津田宗及日記』といい、古くは『津田宗及茶湯日記』とも呼ばれてきましたが、内容が堺の豪商、天王寺屋津田家の宗達・宗及・宗凡の三代にわたる茶湯日記であるため、『天王寺屋会記』と呼ぶのが現在では正しいとされています。 原本は、旧肥前平戸藩主松浦家に伝わっており、ほかに国会図書館上野分館所蔵槇樹文庫本のような転写本もあります。 国立国会図書館デジタルコレクションで翻刻を見ることができます。 ...
それは正確な名称ではありません。馬琴には石関連の戯作が二作あって『小夜中山復讐 石言遺響』(さよのなかやまふくしゅうせきげんいきょう)1804年と、『松浦佐用姫石魂録』(まつらさよひめせきこんろく)1808年。 その二作のタイトルを混同したものですから、いくら検索してもヒットしないのです。 以前関連質問に回答したことがありますのでご参照ください。 https://detail.chieb ...
『義経記』巻四の「義経都落の事」ですが、これは虚構ですね。 文献によって知られる義経の妻妾は三人。 正室の河越重頼の娘(郷御前)、この人は義経の奥州下りにも同行し、共に死んでいます。 鶴岡八幡宮の白拍子・静御前、この人は義経の都落ちに同行したのち都に帰りました。 平氏滅亡後に娶った平大納言時忠の娘・蕨姫。 この中で「高貴な姫君」といえるのはこの人だけです。 『義経記』では数人の高貴 ...

6 0 0 0 OA 日本風俗図絵

zhuben_yimingさま こちらの『大和耕作絵抄』の9コマ目です。 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1266538 ご承知のように私は出典見つけるのは得意ですが、くずし字はさっぱりですのであとはよろしくお願いいたします。 余計なお世話ですが、補足がつかないようなので。
火野葦平の短編小説(散文詩?)で、タイトルはうろ覚えですが、「下界の星」ではないかと思います。 もし「下界の星」であれば『子どもに聞かせたいとつておきの話. 第2集』に収載され、国立国会図書館デジタルコレクションに入っていますが、まだ非公開ですから複写サービス等をご利用されてはいかがでしょう。 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2939033

1 0 0 0 OA 生くる日

おっしゃるとおり暁烏敏です。 1921(大正十)年の詩集『生くる日』巻頭の「序歌」(にほひくさ)で、こちらの国立国会図書館デジタルコレクションの七コマ目。 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/947663/4 解釈するまでもないので漢字を当てます。 争わず 侵されず 羨まず 悲しまず 淑やかに 萌え出ずる 我が庭の 匂ひ草 その花の 高き香に ...

1 0 0 0 OA 橿園文集

江戸後期の国学者、歌人である中島広足(なかじまひろたり)の文集『橿園(かしぞの)文集』所収も小文「燕を題にて」です。 こちらの67コマ目にありますが、古い本なので読みづらいと思います。「フルスクリーン」にして拡大すると、なんとか読める程度にはなりますので試してみてください。 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/994601
ライバルだったトロツキーのものは『トロツキー選集』(現代思潮社 1961~2008)にまとめられていますが、カーメネフのものは単著としてはありません。 『露西亜革命の思想戦』(井田孝平 訳 早稲田大学 1925)に論文「レーニニズムかトロツキーズムか」 が収載されており、国会図書館デジタルコレクションで読むことができます。 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pi ...
少し古いものですが戸谷高明の『古事記の表現論的研究 』(新典社 2000)を参考にしてください。古事記の類型表現について詳しく論じています。 その前にこちらの短い論文、戸谷高明「古事記における発想と表現の類型」を読んでおかれれば、準備体操になるでしょう。 https://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/42693/1/Kokubung ...
『名城大学人文紀要』( 2014年12月)に載っています。 http://ci.nii.ac.jp/naid/40020322064 このページの NDL-OPAC と Cinii-Books をクリックすれば所蔵館一覧が見られます。あなたの大学図書館になければ、大学図書館を通じて取り寄せてもらいましょう。 http://chiebukuro.yahoo.co.jp/my/lilip ...
『木曾街道続膝栗毛』三篇下巻の「相の宿 清水がはな」にある話です。 以下の近代デジタルライブラリー コマ番号237~8をごらんください。 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1181389
前回 下のようにお答えしましたとおり いずれも稀覯本で市販はもちろんされていませんし、普通の図書館では置いていません。 が、幸いにも以下のようにデジタル公開されていますので、これを読めばいいのです。これらが一次資料かつ第一級の資料です。ほかにないと言って過言ではありません。前回の私の回答を投票流しにしたあげく、同じ質問をなさる意味がわかりません。 あなたは大学一年生のようですから、これらの ...
初期のものとしては仏教説話『小夜中山霊鐘記』(1747)があり、そこから芝居や読本にアレンジされて流布していったもののようです。 浄瑠璃『小夜中山鐘由来』(1766)は近代デジタルライブラリーで見ることができます。 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/877011 ほかに勧化本『小夜中山霊夢記』(1749)、馬琴の読本『石言遺響(または 小夜 ...
初期のものとしては仏教説話『小夜中山霊鐘記』(1747)があり、そこから芝居や読本にアレンジされて流布していったもののようです。 浄瑠璃『小夜中山鐘由来』(1766)は近代デジタルライブラリーで見ることができます。 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/877011 ほかに勧化本『小夜中山霊夢記』(1749)、馬琴の読本『石言遺響(または 小夜 ...