著者
高橋 純一
出版者
一般社団法人日本エネルギー学会
雑誌
燃料協會誌 (ISSN:03693775)
巻号頁・発行日
vol.2, no.10, pp.五〇一-五一八, 1923-07-20

ケロジェン(油母)と稱せらるゝものは水成岩中に含まるゝ有機物中溶劑には冒され難く只乾餾に由りて油化し得る成分なり。而してオイル・シェールは勿論石炭又は普通の水成岩の内には多少此種の成分を含むもの尠なからざれば油母頁岩なる名稱は極めて廣き範圍の岩石を含むものとす。茲にては此等の内より比較的オィル・シェールに近き性質のものに就きて基本邦に於ける分布、産状を述べ其性質並に成因を略述し、更に一般油母岩に於ける有機、無機兩成分間の關係、天然又は人工乾餾に於ける無機成分の影響、油母岩と石油礦床との關係に論及せんとす。

言及状況

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CiNii 論文 -  日本に於ける油母頁岩(大正十二年六月十二日燃料協會第十二囘例會講演) https://t.co/8tcgw3t8eC #CiNii
ああ、あった。これだ。「日本に於ける油母頁岩」http://t.co/HtokriopG3 燃料協會誌 2(10), 五〇一-五一八, 1923-07-20

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