著者
嘉納 吉彦
出版者
一般社団法人 日本エネルギー学会
雑誌
燃料協会誌 (ISSN:03693775)
巻号頁・発行日
vol.32, no.5, pp.270-279, 1953-06-30 (Released:2010-06-28)

明治末期に航空機がわが国に輸入されて以辛の発動機の発達の歴史とそれに伴うガソリンへの要求, ガソリン性状の変化, 使用方法の改善研究を概説し, 今後の航空燃料としてのガソリンとジェット燃料に要求されるべき特性についてのべ, 燃料製造の立場からはジエットエンジンの構造に関しての試案を提出している。ついで今後の航空燃料の生産方式の形態について軍需と民需の2点から論及した。
著者
横堀 進
出版者
一般社団法人 日本エネルギー学会
雑誌
燃料協会誌 (ISSN:03693775)
巻号頁・発行日
vol.30, no.3-4, pp.95-99, 1951-04-30 (Released:2010-06-28)

蒸汽機関車用自動給炭機の各種型式の利害得失を歴史的に論じ, 次に国鉄で採用された蒸汽噴流撒布式自動給炭機の構造と性能を紹介して居る。構造は炭水車より焚口までスクリユコンベヤがあつて, 之に依り炭水車より焚口迄自動的に石炭が運ばれ, その間に粉碎も行われる。焚口にて撒布台に落下し蒸汽にて撒布される。此際, 撒布台について居る案内板に依り火格子各部に於ける撒布の均一性が保たれる。コンベヤの動力は, 2シリンダー複動蒸汽機関で, 蒸汽の使用量は撒布用のものを含めて発生蒸汽の約1~2%であって, 又, 石炭輸送能力は450~1, 925kg/hrの広範囲に亘り良く作動し, 粉砕能力の1例を示すと, 給炭が25~37mmの中塊のみの時, 焚口の粒度は13mm以下の粉炭が52%, 元の粒度のもの13%を示して居る。燃焼状態は手焚の時に較べて非常に改善され, 例えば過剰空気量25%の時CO発生量は手焚の時0.4%のものが, 自動給炭機にて0.05%と低下した。之は投炭の際の過剰空気の入る事が少いことと蒸汽に依る燃焼の促進に依ると述べて居る。然し, 罐効率は反対に手焚の場合より低く, 燃焼率400~450kg/m2hr, 5, 510kcal/kg発熱量の石炭を用いた路上試験に於て約6%低く, 石炭使用量に於て約7%多くなつたと述べ, 之はシンダ損失に依るものであろうと述べて居る。然し, 以上の欠点は今後次第に改良されるものと思われ, 機関車が大型となると共に, 自動給げ炭機は必須なものになるであろう。
著者
豊永 肇 長谷部 宏之
出版者
一般社団法人 日本エネルギー学会
雑誌
燃料協会誌 (ISSN:03693775)
巻号頁・発行日
vol.70, no.5, pp.404-411, 1991-05-20 (Released:2010-06-28)
参考文献数
6

Pulse combustion can gain high pressure flue, utilizing the combustion-driven oscillation phenomena. This well-kuown technology has been realized recently by the advance in new technology and also the demand to energy saving. The majour problems in the burner development are how to tune the total system and how to cut noise. The burner was applied as the industrial liquid heater and proved to be highly efficient, not only because of the heat transfer improvement but because of the small heater size. Applications to the painting process and to the galvanizing process were introduced.
著者
高橋 純一
出版者
一般社団法人日本エネルギー学会
雑誌
燃料協會誌 (ISSN:03693775)
巻号頁・発行日
vol.2, no.10, pp.五〇一-五一八, 1923-07-20

ケロジェン(油母)と稱せらるゝものは水成岩中に含まるゝ有機物中溶劑には冒され難く只乾餾に由りて油化し得る成分なり。而してオイル・シェールは勿論石炭又は普通の水成岩の内には多少此種の成分を含むもの尠なからざれば油母頁岩なる名稱は極めて廣き範圍の岩石を含むものとす。茲にては此等の内より比較的オィル・シェールに近き性質のものに就きて基本邦に於ける分布、産状を述べ其性質並に成因を略述し、更に一般油母岩に於ける有機、無機兩成分間の關係、天然又は人工乾餾に於ける無機成分の影響、油母岩と石油礦床との關係に論及せんとす。
著者
平木 義良
出版者
一般社団法人 日本エネルギー学会
雑誌
燃料協会誌 (ISSN:03693775)
巻号頁・発行日
vol.10, no.11, pp.1237-1256, 1931 (Released:2011-02-23)

ディーセル機關の發達普及は海に陸に將た空に今や時代の寵兒たらんとして居る、而して今後の登展は一つに低廉なる燃料を豊富に供給し得らるゝや否やの問題に蹄着する、演者は本邦に於けるディーゼル重油の種類並に將來の供給に就て論じ、次いでディーゼル重油の製造法を述べ、最後に規格の意義を吟味せんとす
著者
宮本 孝雄
出版者
一般社団法人 日本エネルギー学会
雑誌
燃料協会誌 (ISSN:03693775)
巻号頁・発行日
vol.69, no.10, pp.915-923, 1990-10-20 (Released:2010-06-28)
被引用文献数
1 1

Environmental degradation is a problem affecting the entire earth today. Among the most serious is desertification, now found in many places of the world, the solution of which is urgently required not only for ourselves but also for the future generations. In Sudan-Sahelian zone, where the desertification problem is most serious, the rate of population growth is as high as 2 percent a year. Some measures must urgently be taken to preserve the living environment for those people. Thus the need for technologies for development of the desert land will grow in the near future. This study examunes the present situation of desertification of, and approaches to, the development of the desert environment.
著者
喜多 信之
出版者
一般社団法人 日本エネルギー学会
雑誌
燃料協会誌 (ISSN:03693775)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.32-50, 1962-01-20 (Released:2010-06-28)
参考文献数
31

本研究は主としてピッチ練炭の燃焼時の崩壊現象を究明し, 蒸気機関車の高燃焼率にともなう損失の増大に対処せんとするものである。練炭は機関車火床において多様の崩壊現象を呈するが, 一般に崩壊性は炭種, 製造条件および燃焼条件によつて変化することを述べた後, これを整理して4つの崩壊型すなわち凝結型, 花弁型, 細粉型および膨脹型に整理分類できることを指摘した。さらに諸型の生成機構について調べた結果, 急速加熱にもとずく加熱方向収縮差による亀裂, 膨脹抑制作用および石炭のピツチ接着面における粘結性による融合作用ならびに収縮性による剥離作用などの組合せによつて成立することを明らかにした。つづいて現車試験を行い崩壊型と燃焼損失の関係を求め, 凝結型は燃渣損失の増大, 細粉型はシンダー損失の増大, また膨脹型は焚火障害のため, いずれも不適当で, 花弁型が各種損失が最小で機関車用として最適であるとした。以上によつて (1) 機関車用練炭の具備条件として従来の発熱量, 強度などのほかに花弁型の崩壊性を持つこと6 (2) 花弁型の生成理論を応用することにより, たとえ単身では細粉型あるいは凝結型となる原料炭を用いても, その適度の配合によつて花弁型練炭を製造することができる。
著者
入江 喜一
出版者
一般社団法人 日本エネルギー学会
雑誌
燃料協会誌 (ISSN:03693775)
巻号頁・発行日
vol.39, no.8, pp.575-583, 1960-08-20 (Released:2010-06-28)
参考文献数
31

―ポリカーボネートおよびポリウレタンは, その電気的性能が優れている外, 機械的, 化学的な強さのため, 新しい合成樹脂として注目されてきたが, 最近国内においても工業的生産が始められてきた。この2つの合成樹脂の主原料であるボスゲンは, 当社により大正14年に国産化され各種の染料, 農薬, 医薬などの中間体としで生産されてきたが, 最近はポリウレタンの主成分であるポリイソシアナートの原料として大増産されつつある。本文は, このホスゲンの工業的製造法, 取扱上の注意, 回収, 精製方法について紹介するとともに, 最近脚光を浴びてきた一酸化炭素源についてホスゲン製造の立場より考察した。さらにホスゲンの利用工業について, 系統的に紹介, 説明した。
著者
林 茂
出版者
一般社団法人 日本エネルギー学会
雑誌
燃料協会誌 (ISSN:03693775)
巻号頁・発行日
vol.31, no.8, pp.382-386, 1952-08-31 (Released:2010-06-28)

筆者は, 第2次大職前後を通じての米国におけるガソリン製造法の推移, すなわち, その職時態勢への切替え, 終戰に伴う平時への転換並びに最近のリフオミング法について述べ, この間の進歩により溜分とオクタン価の関係に異つた傾向のみられること, さらに, これらの進歩が隠れた多くの基礎的調査研究の成果によつてなされたものであることを指摘している。

2 0 0 0 OA 特許

出版者
一般社団法人 日本エネルギー学会
雑誌
燃料協会誌 (ISSN:03693775)
巻号頁・発行日
vol.32, no.11, pp.649-650, 1953-11-30 (Released:2010-06-28)
著者
吉田 龍夫
出版者
一般社団法人 日本エネルギー学会
雑誌
燃料協会誌 (ISSN:03693775)
巻号頁・発行日
vol.40, no.5, pp.349-358, 1961-05-20 (Released:2010-06-28)

赤平鉱の選炭工場は昭和16年に建設され18年4月より水選を開始したが, 当時は210t/hr.の能力しかなく, さらに昭和28年の上歌志内鉱合併の機会に280t/hr・に増加し, その後出炭の増加に伴い新しい選炭技術の研究を実施し, ここに斯界の注目を浴びる程の独自の選炭工場を完成した。今回の増強合理化において, 設備的にもわが国で初めての試みがかなり多く, 特にタカブジグを主選機とする選炭系統, 油圧式自動硬抜装置の採用, 精炭脱水用レゾナンス・スクリーン, フンボルト遠心脱水機, およびコンターベックスのなど入などが上げられ乳合理化後今日までの累計でひ合理化が生み出した収益は約6億円に達していると見積られる。
著者
横堀 進
出版者
一般社団法人 日本エネルギー学会
雑誌
燃料協会誌 (ISSN:03693775)
巻号頁・発行日
vol.32, no.2, pp.103-105, 1953-02-28 (Released:2010-06-28)
著者
今井 武雄
出版者
一般社団法人 日本エネルギー学会
雑誌
燃料協会誌 (ISSN:03693775)
巻号頁・発行日
vol.14, no.9, pp.1072-1084, 1935-09-20 (Released:2010-06-28)

小型ディーゼル機關の發達は近時日を逐ふて益々擴大し、農業に工業に或は海陸交通用に將又航空機に其の利用の途は盡る所を知らず、是等各機關の發展は從來のガソリン機關に比し耐久性並に牽引力の強大に基因すること勿論なれども更に燃料消費の節減に據ることも亦見逃す可からず、筆者は之等各機關の燃料消費の方面より観察したる性能を述べ、最近行ひたる自動車用ディーゼル機關の試験結果を披瀝し各位の參考に資せんとす
著者
三浦 正勝 新川 一彦 鈴木 智 NIST メンバーズ
出版者
THE JAPAN INSTITUTE OF ENERGY
雑誌
燃料協会誌 (ISSN:03693775)
巻号頁・発行日
vol.68, no.9, pp.823-830, 1989
被引用文献数
1

The gasification studies on the selected cellulosic wastes (Saw dust, Coir dust, Copra meal and Cassava bagasse) by fluidized bed method were investigated to determine the ideal conditions and variables suitable for generating power.<BR>Experimental runs on the steam and air gasification were carried out using bench scale gasification apparatus.<BR>The results on the steam gasification showed that at varying bed temperature ranging from 750 to 900°C, gas product with high H2 and CO content (more than 70%) having high heating value (2, 500-3, 700 kcal) were obtained.<BR>The ranges of heating values of the produced gas obtained from air gasification at appropriate operating condition were 1, 000-1, 350 kcal for saw dust, 1, 170-1, 300Kcal for coir dust, 1, 200-1, 700Kcal for cassava bagasse, and 1, 350-4, 800 kcal for copra meal.<BR>Preliminary test run of the gas engine was done by charging LPG mixed with air to determine the minimum practical heating value for smooth operation. Results of the test run showed that 1, 200 kcal was minimum heating value with gas pressure of about 1, 200 mmH2O to maintain the smooth operation.<BR>Based on the data from the preliminary test, the gas fuel products generated from saw dust were tested on the gas engine.<BR>Results showed that low calorie gas products with heating value as low as 1, 300 kcal can be utilized to run a gas engine for generation of electric power.
著者
山口 修一
出版者
一般社団法人日本エネルギー学会
雑誌
燃料協會誌 (ISSN:03693775)
巻号頁・発行日
vol.12, no.129, pp.七二四-七二六, 1933-06
著者
山崎 豊彦
出版者
THE JAPAN INSTITUTE OF ENERGY
雑誌
燃料協会誌 (ISSN:03693775)
巻号頁・発行日
vol.47, no.4, pp.265-271, 1968

In this paper it was introduced to peacefully utilize underground atomic nuclear explosions which had been started in New Mexico, 1967. Now, the five projects have been developed in U. S. A. However, those projections are highly speculative and open to serious questions for practice.<BR>World Oil informed to discuss the such speculations and questions.<BR>Journal of Petroleum and Quarterly of Colorado School of Mines had reported about recovering oil from nuclear chimney retort and current Coal Age published a Thunderbird Project which was a nuclear trigger for coal gasification.