Ceek.jp Altmetrics (α ver.)
文献ランキング
合計
1ヶ月間
1週間
1日間
文献カレンダー
新着文献
すべて
2 Users
5 Users
10 Users
新着投稿
Yahoo!知恵袋
レファレンス協同データベース
教えて!goo
はてなブックマーク
OKWave
Twitter
Wikipedia
検索
ウェブ検索
ニュース検索
ホーム
文献詳細
4
0
0
0
「家族の多様化」論再考:—家族概念の分節化を通じて—
著者
久保田 裕之
出版者
Japan Society of Family Sociology
雑誌
家族社会学研究
(
ISSN:0916328X
)
巻号頁・発行日
vol.21, no.1, pp.78-90, 2009
被引用文献数
2
「家族の多様化」論の前提となる,家族に関する選択可能性の増大という認識は,家族が依然として選択不可能な部分において個人の生存・生活を保障している点からみれば一面的である。法・制度に規定された家族規範は,現代においても,婚姻をモデルとした性的親密性・血縁者のケア・居住における生活の共同というニーズの束として複合的に定義されており,個人の主観的な家族定義もまた,この家族概念をレトリカルに参照せざるを得ない。さらに,貧弱な家族外福祉を背景として,主観的家族定義における親密性の重点化により,親密性と生存・生活の乖離が生じることが現代の「家族の危機」の一因となっている。そこで,政策単位としても分析単位としても複合的な家族概念を分節化し,従来の家族の枠組みを超えて議論していくことが重要である。家族概念を分節化することで,家族概念の単なる拡張を超えて,家族研究の対象と意義を拡大することができる。
言及状況
変動(ピーク前後)
変動(月別)
分布
外部データベース (DOI)
3
Mendeley
DOI Chronograph
Google Scholar
はてなブックマーク
(2 users, 2 posts)
[sociology][family] PDFあり。
[家族][婚姻]
Twitter
(2 users, 2 posts, 1 favorites)
久保田裕之(2009)「「家族の多様化」論再考-家族概念の分節化を通じて」(家族社会学研究 21-1) - CiNii 論文 http://t.co/FExZ0qkuXr
収集済み URL リスト
https://ci.nii.ac.jp/naid/130000422833
(4)