著者
山本 輝太郎 石川 幹人
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.55, no.11, pp.1024-1028, 2019

ワクチン有害説とは,「ワクチン接種はヒトにとって有害である」という基本的な考えのもと,社会および個人に対してワクチン接種の危険性を訴える主張の総称である.本稿の目的はワクチン有害説の科学性を評価することにある.科学哲学・科学社会学の知見から案出した「科学性評定の10条件」に基づくと,ワクチン有害説は理論の適応範囲に大きな問題を抱えており,データの面からもこれを支持できる有力な根拠はなく,典型的な疑似科学的言説である.科学性評定の10条件の理解把握によってこうした評価が可能である.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (5 users, 5 posts, 3 favorites)

こんな論文どうですか? ワクチン有害説を科学的に評価する(山本 輝太郎ほか),2019 https://t.co/cAT4ByaHam ワクチン有害説とは,「ワクチン接種はヒトにとって有害である」という基本的な考えのもと,社会および個人に対してワク…
vaccineと死因との連関が、多角的科学の手法で証明されていないのに、vaccineを否定し有害だと喧伝することは、過失致死を誘引する。これは故意犯罪か虞犯か精神障害である。副反応の如何に関わらず、vaccineで生命を守る権利を奪うことは許されない。 https://t.co/zUw47Mm27O
CiNii 論文 -  ワクチン有害説を科学的に評価する https://t.co/2DaNSWR6Qm #CiNii
CiNii 論文 -  ワクチン有害説を科学的に評価する https://t.co/grkrCFrSyr とある人から転送されたメールにカッとなったので

収集済み URL リスト