著者
シュミットハウゼン ランバート 齋藤 直樹
出版者
慶應義塾大学
雑誌
哲學 (ISSN:05632099)
巻号頁・発行日
vol.108, pp.67-99, 2002-02

投稿論文訳者まえがきはじめに1. 自発的な施しとしての他者救済(利他)の活動2. 同情とその精神的根源3. すぐれた振るまいにおける同情4. 四つの,心情のかぎりない解放(四無量心)5. 同情の効力6. 無頓着と憐憫とのあいだの緊張
著者
シュミットハウゼン ランバート 齋藤 直樹
出版者
慶應義塾大学
雑誌
哲學 (ISSN:05632099)
巻号頁・発行日
vol.109, pp.71-100, 2003-03

投稿論文1. 救済(利)の終極としての仏性にむかう契機としての憐憫2. 自己救済(自利)と他者救済(利他)3. 「無量」の再解釈4. 精神性の相補的な両極としての憐憫と空性とのあいだの緊張5. 有情ぬきの憐憫6. 空性知の発露としての憐憫7. 仏陀の本質という教理における,救済活動と解脱との統合