著者
ジョンソン スコット
出版者
関西大学
雑誌
関西大学外国語教育研究 (ISSN:13467689)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.29-49, 2008-03

本論文では、日本語による重要表現の解説を伴う良質の教科書が手に入り、現代アメリカ英語による若者の生活を描いた映画Good Will Hunting(邦題『グッドウィルハンティング/旅立ち』のシナリオを利用し、場面・文脈の中で英語表現の意味合いを学習させる教育実践について、学習者からのレポートも引用しながら、その効用と限界について論じる。とりわけ、この映画で多用されるスラング(profanity)と字面の解釈にとどまらない間接的表現が伝えるメッセージの重要性に注目し、それぞれの表現を、それが用いられる様々な社会的コンテクストに結びつけて教育を行なうことの意義について論じる。
著者
スコット ジョーン 荻野 美穂(訳)
出版者
同志社大学
雑誌
同志社アメリカ研究 (ISSN:04200918)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.25-35, 1999-03-20

記念講演, Fortieth Anniveersary Lecture本稿は10月7日に開かれたアメリカ研究所公開講演会におけるジョーン・W・スコット(Joan W. Scott)プリンストン高等研究所社会科学教授の講義を、荻野美穂京都文教大学助教授が日本語に訳されたものである。講義は、Only Paradoxes to Offer: French Feminists and Rights of Man (『パラドクスしか示せない: フランスのフェミニストと人権』, 1966)に基づくものである。スコット教授は、歴史学、ジェンダー理論、ポストモダーン理論を結ぶ先鋭的な理論家である。彼女のたてた「ジェンダー」概念の定義 ― 「肉体的差異に意味を付与する知」 ― は全世界に通用するようになった。著書には、The Glasswork of Carmaux (H.B.アダムス賞受賞, 1974), Women, Work, and Family Gender and the Politics of Historyはジェンダーと知のパラダイム変換を考える者にとって必読の古典となっており、荻野美穂氏によって日本語訳が出版されている。 (『ジェンダーと歴史学』平凡社 1992年)。荻野助教授の専門はジェンダー論、性と生殖の歴史で、とくに「ボディー(身体)」の概念を日本のジェンダー研究にもちこんだ先駆的な仕事で知られている。主な著書に『生殖の政治学』、『制度としての女』[共著]などがある。訳:荻野美穂
著者
スコット作 日高只一譯
出版者
新潮社
巻号頁・発行日
1929
著者
スコット作 日高只一譯
出版者
新潮社
巻号頁・発行日
1935