著者
バロリ レオナルド
出版者
福岡工業大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

Wireless Sensor Networks(WSNs)では、センサ・ノードに電力制限があるので、電力の消費を抑える必要がある。さらに、センサ・ノード、アクタ・ノードは移動により、ネットワークのトポロジーは変化する。そのため経路制御および電力制御が重要である。しかし、経路制御を行うためには複数のパラメータが必要となり、NP完全問題となる。本研究では、知的アルゴリズムを用いたWSANの経路制御と電力制御を行い、WSANのシミュレーション・システムを実装した。提案ミステムはエネルギー使用量を最適化できることを示した。
著者
松尾 慶太 バロリレオナルド
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告マルチメディア通信と分散処理(DPS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.91, pp.49-54, 2007-09-20

現在のインターネットは C/S 型のトポロジーが中心でありながら、コンピュータの高性能化によって、私たちの手元には以前のスーパーコンピュータ並みの能力を持った端末がある。このような端末資源を有効に活用するために、筆者らは P2P JXTA-Overlay システムを開発している。今回、提案する P2P システムは、ネットワークの Firewalls、Routers、Bridges 及び NATs などの障壁を越えることができるシステムである。そのため、ネットワークデバイスを動作させるための制御信号を転送することが可能となる。本稿では、提案するシステムの設計と実装について述べるとともに e-learning への応用について検討する。Present Internet is based on C/S architecture. However, now with the development of high-speed computing and devices, the computers of today have the same characteristics with conventional super-computers. In order to use efficiently these computer resources, we are developing in our laboratory a JXTA-Overlay P2P system. The proposed system is able to overcome Firewalls, Routers, Bridges, and NATs. Furthermore, by using proposed P2P system is possible to control different devices in remote areas. In this paper, we present the design and implementation of the proposed system and give some discussions how to use it for e-learning.