著者
中田 大輔 アブドゥール ラーマン シャハリン ファズリ 白鳥 悠太 葛西 誠也
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ED, 電子デバイス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.437, pp.63-68, 2009-02-19
被引用文献数
2

ナノワイヤ3分岐接合デバイスは,低温から室温までの広い温度領域において特異な非線形特性を示し,論理回路や高周波回路への応用が期待されている.回路応用においては,メカニズムの理解と目的に応じた特性制御が必要である.本稿ではショットキーラップゲートを備えたGaAsナノワイヤ3分岐接合のデバイスの試作とその詳細評価を行い,ショットキーラップゲートやナノワイヤ長が非線形特性および動作速度に与える効果を調べ,非線形特性メカニズムや特性制御について検討を行った.
著者
中田 大輔 アブドゥール ラーマン シャハリン ファズリ 白鳥 悠太 葛西 誠也
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SDM, シリコン材料・デバイス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.438, pp.63-68, 2009-02-19

ナノワイヤ3分岐接合デバイスは,低温から室温までの広い温度領域において特異な非線形特性を示し,論理回路や高周波回路への応用が期待されている.回路応用においては,メカニズムの理解と目的に応じた特性制御が必要である.本稿ではショットキーラップゲートを備えたGaAsナノワイヤ3分岐接合のデバイスの試作とその詳細評価を行い,ショットキーラップゲートやナノワイヤ長が非線形特性および動作速度に与える効果を調べ,非線形特性メカニズムや特性制御について検討を行った.
著者
中田 大輔 三輪谷 俊夫 繁田 幸男 上保 俊男 菅 賢郎
出版者
公益財団法人 日本感染症医薬品協会
雑誌
The Journal of Antibiotics, Series B (ISSN:04478991)
巻号頁・発行日
vol.6, no.6, pp.327-329, 1953-07-25 (Released:2013-05-17)
参考文献数
11

細菌の生化学的変異株 (Anxotrophic mutant) を利用して細菌のアミノ酸代謝を研究し, アミノ酸, ビタミン等の微生物学的定量をおこなうことが盛んになつている。変異株分離に際しての技術的な困難さが問題となつていたが, DAVIS (1948), LEDERBERG (1948) によつてそれぞれ別個に考案発表されたペニシリン・スクリーニング法によつて, 比較的容易に変異株が得られるようになつた。ペニシリンが増殖期にある細菌には強い抗菌性 (殺菌性) をもつが, 静止状態の細菌には作用し難いという特性を巧みに利用した方法であつて, 生物学領域においてのペニシリンの特殊な応用面として興味深いものである。私達は実験菌としてSalmonella enteritidisを用い, まずペニシリン・スクリーニングの再現性を確め, ついでこの方法を応用してS. enteritidisのアミノ酸要求性変異株を分離することができたので, その成績を報告する。