著者
川上 勝弥 依田 彰彦 横室 隆 吉崎 芳郎
出版者
日本コンクリート工学協会
雑誌
コンクリート工学年次論文集 (ISSN:13477560)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.103-108, 2005
被引用文献数
2

一般廃棄物および下水汚泥に由来する溶融スラグを細骨材または粗骨材としたコンクリートに関する,材齢4年までの性状について考察した。溶融スラグを骨材としたコンクリートは,スランプ,空気量およびブリーディング量が増大する。圧縮強度は,天然骨材を用いたコンクリートと同程度のもの,あるいは低下するものがあるが,材齢の経過に伴う強度発現が溶融スラグ骨材により阻害されることはない。一方,溶融スラグ骨材のアルカリシリカ反応性は,JISに規定されるモルタルバー法および化学法では無害と判定されるが,ある溶融スラグ骨材は長期材齢における潜在的な反応性を示唆した。
著者
依田 彰彦
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.46, no.9, pp.103-106, 2008-09-01 (Released:2013-04-26)
参考文献数
7
被引用文献数
1
著者
依田 彰彦
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.32, no.8, pp.14-23, 1994-08-01 (Released:2013-04-26)
参考文献数
35

コンクリートを構成する材料の中でもっとも多用されているものは, いうまでもなく骨材で, 容積中70%前後も占める。1992年におけるわが国のコンクリート用骨材の需要量は5.75億tと言われている。本稿はまず, わが国におけるコンクリート用骨材の変遷に関連するコメントを, 次いで最近の骨材について需給の推移をはじめ, 高強度・高耐久性コンクリート用骨材, 人工軽量骨材, 高炉スラグ骨材, フェロニッケルスラグ骨材, 再生骨材などの品質や使用上の注意点等をとりまとめた。
著者
依田 彰彦
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.15, no.9, pp.34-36, 1977-09-15 (Released:2013-04-26)
参考文献数
5