- 著者
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依田 彰彦
- 出版者
- 公益社団法人 日本コンクリート工学会
- 雑誌
- コンクリート工学 (ISSN:03871061)
- 巻号頁・発行日
- vol.32, no.8, pp.14-23, 1994-08-01 (Released:2013-04-26)
- 参考文献数
- 35
コンクリートを構成する材料の中でもっとも多用されているものは, いうまでもなく骨材で, 容積中70%前後も占める。1992年におけるわが国のコンクリート用骨材の需要量は5.75億tと言われている。本稿はまず, わが国におけるコンクリート用骨材の変遷に関連するコメントを, 次いで最近の骨材について需給の推移をはじめ, 高強度・高耐久性コンクリート用骨材, 人工軽量骨材, 高炉スラグ骨材, フェロニッケルスラグ骨材, 再生骨材などの品質や使用上の注意点等をとりまとめた。