著者
松本章代 坂本泰伸 松澤茂 武田敦志 櫻井優 柏葉俊輔 柴田美夏
雑誌
第76回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, no.1, pp.71-72, 2014-03-11

我々は,認知症の早期発見を目的として,高齢者の起床・就寝時刻や外出時刻などを記録するタブレット端末用アプリおよびデータ蓄積サーバを開発した。このシステムによって長期的に収集されたログから,認知症の初期症状を検知するための解析手法を提案する。認知症が進行していくと起こりうる変化として,入力を忘れる回数や外れ値の回数の増加などが推測される。そこで,ログ収集開始直後の一定期間を「正常値」とみなし,直近の一定期間との入力傾向(データの分散や入力忘れの頻度,外れ値の頻度,など)の差を比較して違いを判定する。判定にあたり,曜日による生活リズムを加味する工夫を施す。
著者
末包 文彦 久世 正弘 住吉 孝行 川崎 健夫 田村 詔生 原 俊雄 坂本 泰伸 長坂 康史 宮田 等 福田 善之 元木 正和 石塚 正基 古田 久敬 前田 順平 松原 綱之 E. Chauveau T. Bezerra 中島 恭平 岐部 佳朗 T. Mueller M. Bongrand 渡辺 秀樹 早川 知克
出版者
東北大学
雑誌
特別推進研究
巻号頁・発行日
2008

フランスのショーズ原子力発電所にニュートリノ検出器を建設し、原子炉ニュートリノにより第3のニュートリノ振動を確認し、θ13と呼ばれるニュートリノ混合角の測定を様々な解析方法で行った.(ダブルショー実験)これにより、ニュートリノ振動角が全て決定され、ニュートリノ振動によるCP非保存やニュートリノの質量階層性の測定に道を拓き、ニュートリノ物理の新展開を導いた.また、質量二乗差(Δm^2_<31>)を原子炉ニュートリノ振動の距離依存性の解析から世界で初めて測定した.